BRING UP

①子どもを育てる。養育する。しつける。②問題などを持ち出す。提起する。

日本 決勝トーナメント

2010年06月25日 | Weblog
 今日の読売新聞の夕刊、1面の記事、とても気に入ったので紹介します。
 音読して子どもたちに聞かせたいくらい気に入っています。


「16強導いたFK
    44年ぶり1試合2発」

 FKの行方を見届けると、南アフリカの美しい星空に向かって、本田は雄たけびを上げた。遠藤は投げキスをした。
 17分、ゴール右、約30メートルから、ホンダが左足でFKを放つ。ボールが回転しない得意の「ブレ球」は左に急激に曲がり、落ちた。デンマークの名GKソーレンセンの手をかすめ、待望の先制点となった。
 30分、ゴール前中央で得たFK。1点目の衝撃の大きさに、デンマークは本田を警戒した。5枚の壁の左側に1メートル90台の長身選手を並べてシュートコースを消し、ソーレンセンも左に寄った。そこへ短い助走で走りこんだのが遠藤。壁の右端が1メートル84とチーム内では比較的小柄な選手だったため、「いいコースにければ決まる」。虚を突かれたソーレンセンは反応が遅れた。
 周りの選手が協力し、2人のFKをより輝かせた。本田のFKでは長谷部誠がデンマークの選手を体で押し込んでコースを作り、遠藤のFKでは阿部勇樹、中沢佑二らが壁に入り、GKからボールを隠した。「地味だけど、続けてきたこと」(遠藤)が大舞台で花開いた。
 自分たちの武器は何か。日本代表は問うてきた。セットプレーの得点が目立つ物足りなさを指摘されても、遠藤は「得点は得点だから」と言い続けてきた。正確にボールをけることができる。それこそが誇れる武器である、と。
 歴史的な勝利に、本田は「予想以上に喜べないのが不思議。上には上がいるからだと思う」と表情を引き締めた。W杯で1チームが1試合に直接FKを2本決めたのは44年ぶり。世界の強豪へ、ジャパンの脅威を伝える「挑戦状」代わりの2発だった。(平野和彦)
   以上、平成22年6月25日読売新聞夕刊より


 昨日の練習で、子どもたちが3連勝パワーをジャパンブルーのボールに込めたのが南アフリカまで届いたのでしょう。次の練習日も日本の試合の前です。もっとパワフルな3連勝パワーを送りましょう。

 もしかすると、ドラえもんが何とかしてくれたのかも……。

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