物欲パンツ

欲しいものを書き連ね、購入製品を素人的視点からレビューするBlogです。流行り品を購入し人柱になるのも気持ちイイです!

フォーサーズってけっこういいんだよ!

2011-11-02 00:20:00 | デジカメ・銀塩(レビュー)
すでに消滅しつつあるのか、新製品がいっこうに出てこないフォーサーズですが、何がダメだったんでしょうね。自分はこの1年間でけっこういろんなものを中古で買いました。それはぼつぼつ紹介していくとして、もともとの始まりは望遠レンズの取り回しがしやすいってところでした。



メインの機材であるS5 ProはニコンFマウントのAPS-C機、いわゆるニコンDXフォーマット機です。ここでの純正レンズは当時はVR55-200ぐらいしかなく、それを買ったのでした。換算すると300mmになるのでそれなりに使えるのですが、コンデジと比較してしまうともうちょっと長いのが欲しいよねってなるのでした。また、18-70などと比較すると、この55-200はいかにも安っぽくAFももたつくのです。18-70の換算焦点距離や当時の状況を鑑みると、VR70-300を買えということになるのでしょうが。これはちょっとお高いのでした。(もちろん今ならDXで55-300VRがあるので状況は違います)



そんな時に、望遠ならフォーサーズってのをBlogだか何かで見たんです。フォーサーズなら安くて小さな望遠レンズが手に入り、ボディ内手ぶれ補正内蔵機種を使えば手ぶれ補正までついてきて、70-300mm(換算140-600mm)F4-5.6のそれなりに使えるレンズが純正で廉価に用意されているなど魅力的でした。そうやって中古のフォーサーズに手を出してしまったのです。



まず、どれくらい小さいかの比較ですが、換算300mmの望遠レンズをニコンDXフォーマットのVR55-200(中)、ニコンFXフォーマットのVR70-300(右)(カメラは持っていませんが、レンズは結局買いました)、フォーサーズのZD 40-150(左)と並べて比較してみるとこんなに違うんです。旅行などする人なら大きな違いと思います。もっとも今ならそういった用途には各社ミラーレスがあるのでしょうが。




そして、ニコンDXフォーマットでもF2.8クラスの明るい望遠レンズを使いたい時はニコンFXフォーマットの70-200VRや70-200VRIIに手を出すほかないのですが、これらは高くてとても手が出ないのでした。そこで、80-200(右)を購入したのですが、これとフォーサーズの50-200 F2.8-3.5(中)は同程度の価格でありながらこんなに大きさが違うのです。また、ボディ内手ぶれ補正の恩恵を受けれるのであればその差はもっと大きいのです。




もっとも、80-200(右)はズーミングしても長さが変わらないインナーズームなので、最大に倍率をあげた場合はこんな感じで長さが逆転します。伸びる方式のズームレンズは構造が簡単なので重量が軽い、廉価ってメリットもあります。そんなわけで、自分はZD 50-200 F2.8-3.5(中右)ばかり持ち歩いているのでした。参考までに、換算140-600mmとなる驚異的な長さながら中古が2万円程度とお気軽なZD 70-300(中左)も並べてみます。一番左はニコンのVR70-300です。伸ばさない状態もその下に載せます。






こんな状態ですが、フォーサーズ・システムの望遠レンズにおけるアドバンテージはわかっていただけたでしょうか。それでも、今さら買うって選択肢はすすめづらいのですけどね。
コメント
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