物欲パンツ

欲しいものを書き連ね、購入製品を素人的視点からレビューするBlogです。流行り品を購入し人柱になるのも気持ちイイです!

mitac Mio C311(レビュー第4回:ナビ機能を携帯と比較)

2007-10-07 23:00:26 | Car

お待たせしました。mitac Mio C311を使って大阪まで行ってみました。目的地に心斎橋を設定して携帯電話ナビ(NAVITIME)とそれぞれの案内を比較しました。いきなり、結論ですけど・・・自分で買った悔しさから正直にお伝えします。mitac Mio C311は自動車ナビとして使うには不足です。めちゃ辛口なレビューしかなりそうにないですorz


助手席とはいえ、車の振動と、反射光でキレイな写真が撮れなかったことも反省です。それでも、読んでいただける方は次におすすみ下さい。



まず、ナビの画面です。C311は携帯電話ナビ(NAVITIME)の画面と比べても情報量不足は否めません。買う前からわかってはいましたが、高速道でのレーン情報などは搭載されてません。したがって、わかるのは目的地までの距離と、次の分岐と地図上の現在地ぐらいです。


ここで、もっとも辛いのが次の分岐というのが、全てのIC、JCT、SA入り口、PA入り口を含みます。たとえば1km先にICがあるとすると、「1km先分岐、右側有料道路(要約)」と案内されます。こんなナビは聞いたことがありません・・・orz・・・目的地を入力しているのも関わらず、IC、JCT、SA入り口、PA入り口等全てでその種別も名称も案内せずに、どちらを走るかのも指定されます。


JCTだったら車線変更が必要なこともあるので身構える必要がありますが、ほとんどは車線上をまっすぐ走るだけなのです・・・落ち着きません。これだけで、高速道上でのナビとしての使用はためらいます。




ちなみに、写真は悪いですが、携帯電話のナビはこんな感じです。どこを走ってるかはわかりませんが、高速上ではこれで十分と思います。目的地までの距離、次の車線変更が必要な箇所を過不足なく教えてくれてます。




続いて、これもわかりきった欠点ですが、GPSのみに頼るのでトンネルで自分の位置をロストします。しかも、トンネル出てからの復帰は遅く、数分間から10分程度ばぐったように「ルートを再検索しています(要約)」しか案内できず、自車の位置すら不明になったことが2回ありました。これも論外です。携帯ナビはそれなりに復帰し、ロストまではしませんでした。




一応、市街地での情報の比較です。写真が悪いので言葉中心に説明してみます。それぞれで示される情報は以下のとおりです。


mitac Mio C3111.地図上での現在地、2.目的地までの距離、3.次の交差点までの距離とそこでの案内(道なり、左折、右折等)のみです。


携帯電話のナビ(NAVITIME)1.地図上での現在地、2.目的地までの距離、3.次の交差点の名前と距離、そこでの案内(道なり、左折、右折等)、4.次の道路(有料道路、国道等の表示)です。


ここで、C311の何が辛いって、GPSだけなんで当然誤差があります、交差点の名前がわからないと、連続した交差点ではどこを曲がるかすらわからないのです。その他、ランドマーク、地図の見易さ、何をとっても携帯電話のナビ(NAVITIME)の圧勝です。音声案内も含めてです・・・




一応、総評として、現在地のロスト、一時的なフリーズ等があったのもC311だけでした。自動車の速度だと、いろんな意味で厳しいです。やはり、徒歩ナビ、しかも、現在地確認を目的にする場合しか使えないでしょう。または、携帯電話の圏外ですね。期待してただけに、がっかりも大きいです。人にはすすめれませんね、これは。いろいろスペックヲタの俺からすると、今年最大の失敗(金額ではなく満足度)といえるかもです。


mitac Mio C311(レビュー第1回:買っちゃったわけ)コチラ
mitac Mio C311(レビュー第2回:岡山駅前を携帯ナビとの比較)コチラ
mitac Mio C311(レビュー第3回:心斎橋を携帯ナビとの比較コチラ

参考までに、
SH903iのGPS機能は車のナビとしてどこまで使えるか(レビュー第5回)コチラ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする