この時代には欠かせない? ステンドグラス。
初めて淀屋橋を訪れてから半年あまり、その雰囲気に惚れ込んでずっと中に入ってみたかった青山ビル。『生きた建築ミュージアム』のイベントで、ようやく叶いました!
外観はすでに見慣れた景色(笑)。蔦の葉っぱがないのが惜しい。
珈琲館に行った時にエントランスは見ているのですが、現役で使用されているビルなので普段は撮影NG。でも、この日は大っぴらに撮れて嬉しいかぎり^^
レンガではない石が積み上げられている壁面。シブイっす。そしてなぜか能の写真が貼ってありました。
らせん階段って、きれいですよね。
手すりや扉のデザインは優雅ですが、どことなく学校っぽい感じもあります。小さなお部屋がいくつもあって、映画でみた昭和30年代くらいの日本のオフィスがこんなでした。色はもっと地味ですが。
ギャラリーやお店があるので、普段もその気になれば入れるのですが、密室感のせいで敷居が高く、実際、勇気がいるのです。なのでこうした機会は貴重ですし、一度入れば次から行きやすくなりますよね。このイベントは地域活性化にも一役買っていそうです。
イベントの一環として3階のお部屋で特別展示がありました。創建当時のステンドグラスや窓枠(壊れて付け替えたものを保存してある)、それから設計図! まで。もともとは個人宅として建てられたので野田邸設計図とありました。大正時代のものだそうです。すごいですね。
内装を見られたのもそうですが、なにより嬉しかったのはビルのオーナーさんとお話ができたこと。ご高齢なので、2日続けてのイベント参加は、なかなか体力のいることだと思うのですが、快く展示物の解説をしてくださいました。関わっている人の顔が見られると、グッと身近になりますね。ビルへの愛着が伝わってくるのも素敵です。
この窓枠の先代が展示されていたのかも。
今年はかないませんでしたが、次回はガイドツアーに参加しようと思います
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