祇園祭山鉾編 その2でございます。
昨日ご紹介した長刀鉾は京都の目抜き通り、四条通と烏丸通の交差点にあって八坂神社の方向を向いているわけですが、その後ろ、四条通沿いにさらにずらりと鉾が並んでいます。それぞれの鉾は保存会の方たちによって大切に守られていて、各鉾の飾りはそれぞれに趣向が凝らされています。たくさん鉾があって、全部見るのはなかなか骨が折れます。特に昼間。暑いですからね(^^;)
今回は、6~7割くらい見たでしょうか。その中から、つらつらとご紹介してまいりたいと思います。
四条と烏丸通の交差点から見た風景。
ふだんこの辺りを歩く時は、混み混みの通りづらい道、そして都会、というイメージしかありませんが、こうやって交差点に立ち、鉾が並んでいるのをみると、改めて京都は四方を山に守られているのだなと思います。高い位置で連なる鉾頭は見事な神様の通り道に見えます。
誰がこういう形でのお祭りを考えたか知りませんが、人の営みと神様の道が交差するこの地点は思いのほか感動的です。
かまきりおみくじ。
鉾の細部を近くで見られるのはとても楽しいですが、同時に欲求不満になります。カバーかかってるし、人乗ってないし。つまりは止まっている鉾巡りは、壮大な予告編みたいなものなんです。
あああっ、早く動いているところが見たい!
となっちゃう。でもこうやって、わくわくしながら待つのも一か月続く祭りの醍醐味なんでしょうね。
これだけ楽しみにしていながら、実は、明日はどうも行けそうにないのです(T_T)
ま、ニュース映像で我慢します。後祭では行けるといいな。無事台風が通り過ぎるのを願いつつ。
電線にもカバーがかけられ、準備万端。