淀屋橋駅付近。この先を目指してGO!
以前、『大阪を代表する街並み』で地下鉄淀屋橋駅近辺の御堂筋の風景をご紹介しました。でも、道路はもっとずっと先まで繋がってるんですよね。という訳で、本日は淀屋橋の隣の駅、本町~なんば間の御堂筋を歩いてみました。
地下鉄3路線が乗り入れる本町駅に直結した、商いの町船場を象徴する船場センタービル。ブランド物や輸入物をはじめ、繊維の町船場にふさわしく、線維の卸問屋もたくさんあります。外観が最近リニューアルされて、夜はライトアップされるとか。見られなくて残念。
なにやら立派な建物ですが、詳細は不明。見る限り、仏教系の建物か???
そのほぼ対面にある又一ビルディングの外壁。旧大谷仏教会館の外壁が使われています。御堂筋ゆかりの景観を残そうという配慮だそうです。
上方に近代的ビルがくっついているのがわかりますでしょうか?
仏教がらみのアジアンな建物が続いた後、突然ヨーロッパが出現。気になったのでそばに行ってみます。
なんと教会でした。セント・ラファエロ・チャペル。調べてみたら、結婚式場のようです。中には入りませんでしたが、サイトによればチャペルにはヨーロッパ教会から譲り受けたステンドグラスとイタリア製のパイプオルガンが2つ! あるそうです。
ハネムーン用の車?
グリーンもヨーロッパ調。
さらにぶらつきます。
今度は難波神社。仁徳天皇を祀ります。堺のあの古墳の方ですね。
ちなみにここには、先日の文楽の記事でご紹介した植村文楽軒がここの境内で文楽の興行を行ったので、文楽発祥の地と言われているそうです。
向かいにはこんな近代的ビルが。
本町を抜け、心斎橋に入ってくると俄然、きらびやかなお店が増えてきます。スワロフスキーやエルメス、カッシーナ、その他外資系のセレクトショップなどなど。銀ブラならぬ心ブラ? でテンションもあがります。
ときどきこんな建物も。
そして心斎橋と言えば大丸ですね!
さすがの貫録。
大丸は内装も素晴らしいのですが、さすがに写真はNG。でも、良く聞かれるみたいで、お店の絵ハガキを売ってました。2種類ありましたが、どちらも素敵でした。
さて、目的地に近づいてきました。
道頓堀川。すっかり夏の風情です。
すき焼きの老舗、はり重。
なんば駅前の松竹座。そう、今日は歌舞伎を観に来たのです。やっと到着~。
いかがでしたか? 今回歩いてみて、あんなにナイスな淀屋橋近辺が御堂筋のほんのとば口に過ぎなかったことを知りました。今回は、御堂筋本線をまっすぐきましたが、途中の横道も楽しそうなところがいっぱいでした。今度は脇にそれて、もっとディープな大阪に触れたいと思います。
では、歌舞伎に行ってきます!