ある日突然、ねぎ坊主の集団が現れてなにごとかと思ったら、ぱかりと割れて曼珠沙華みたいな蕾たちが顔を出し、可憐な花を咲かせました。調べてみたら、アガパンサス(Agapanthas)と言うんですね。
ギリシャ語のagape(愛)とanthos(花)からつけられたそうです。球根なので、皆さん株分けしてもらったのを植えるみたいです。それゆえ、ある日突然出現する 南アフリカ原産で、白やピンクも見かけましたが、ブルー系が圧倒的に多いです。アジサイといい、アガパンサスといい、この季節に似合う色がちゃんと咲くから不思議です。
まっすぐ伸びた姿と草の形を生かして、植え込みに多く使われるそうです。この時期、お花は少ないですし、この涼やかな色味が緑に映えて確かにキレイなので、本当に至る所で見かけます。
駐車場脇。
オフィスビルの前。大きいものは1メートルを超えますが、個人的にはこれくらいが好み。
そしてガーデンにも。
花ことばは「恋のおとずれ」「ラブレター」「知的な装い」だそうです。
甘いフレーズにがぜん興味がわいてきました
かなぶんぶん♪
曇天のうっとおしさを晴らしてくれるお花です。