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ニオイカントウ

 東京薬科大学薬用植物園で見られる「ニオイカントウ(匂款冬)」。キク科フキ属の多年草で地中海原産。日本へは明治時代初期に園芸品種として移入された。鼻を近づけて匂いを確認すると、名前の通り甘い香りがある。“款冬”とはフキタンポポ(蕗蒲公英)のことで、その花や茎を乾燥させたものが生薬の“款冬花(かんとうか)”。呼吸器疾患に薬効があるようだ。
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セツブンソウ・2~蕾

 今日は節分。各季節の始まりの日である立春、立夏、立秋、立冬の前日のことで、1年に4回ある。しかし春を待ちわびる想いが強いためか、節分と言えば立春の前日を指すことが多い。
 さて去年は節分に間に合ったが、今年は強烈な寒波が襲来し2週連続で降雪があったりして開花が間に合わなかった我が家の「セツブンソウ(節分草)」。これは種から育てたもので初めは植木鉢だったが、3年前に地植えした。先日の寒波で気温が氷点下8℃以下になった時に寒冷紗などで防寒対策をするのを忘れていたため、大きな霜柱がセツブンソウの芽を持ち上げ数株の蕾が折れてしまった。しかし幸いにもその後いくつかの蕾が見えてきて一安心。また昨年蒔いた種からもたくさん発芽しており、そちらは2年後が楽しみである。セツブンソウはキンポウゲ科セツブンソウ属の多年草。
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