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ニオイカントウ

 東京薬科大学薬用植物園で見られる「ニオイカントウ(匂款冬)」。キク科フキ属の多年草で地中海原産。日本へは明治時代初期に園芸品種として移入された。鼻を近づけて匂いを確認すると、名前の通り甘い香りがある。“款冬”とはフキタンポポ(蕗蒲公英)のことで、その花や茎を乾燥させたものが生薬の“款冬花(かんとうか)”。呼吸器疾患に薬効があるようだ。
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