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トチノキ・2~葉痕

 じっと見ていると“ひょっとこ”の顔が浮かんでくる。これは「トチノキ(栃の木)」の葉痕で幅は1.5~2センチ。トチノキの葉は大きな小葉が5~7枚あるが、小葉には葉柄はなく基部はまとまって1本の葉柄になっている。そのため葉痕は写真のようになるが、同じような大きさの葉のホオノキは単葉でそれぞれに葉柄があるので葉痕は数個ずつまとまって見える。トチノキはムクロジ科(←トチノキ科)トチノキ属の落葉高木。
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ノリウツギ

 首都大学東京キャンパスで見られる「ノリウツギ(糊空木)」。アジサイ科(←ユキノシタ科)アジサイ属の落葉低木で、ノリウツギの樹液を和紙を漉く際の糊に使ったために名付けられている。北海道では「サビタ」と呼ばれているようだ。写真は果実の様子で長さは3~4ミリ。その先端に雌蕊の3本の花柱が残っているのが見える。
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