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ネムノキ・1~葉痕

 上柚木2丁目の歩道脇に植栽されている若木。葉はすべて枯れ落ちていて何の樹かすぐにはわからない。そこでその葉痕を見てみると、寝ぼけ眼の猿顔。樹皮には特徴的な点々が見える。これは見たことがある顔でしばらく考えて「ネムノキ(合歓木)」を思い出した。ネムノキはマメ科ネムノキ属の落葉高木。
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ヤマコウバシ・2~冬

 雑木林の中で、夏の間は他の雑木に埋もれていてその存在に気づくことは少ないが、他の樹の葉が落ちた今の時期にはすぐに見つかる。「ヤマコウバシ(山香ばし)」の葉は茶色く変色した後も落葉せずに茎にそのまま残っている。雑木林を歩いていると『おや、こんなところにもヤマコウバシがあったんだなあ。』と思わされる。ヤマコウバシはクスノキ科クロモジ属の落葉低木で雌雄異株だが、日本には雄株は無いと言われている不思議な樹。
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