ミズタマソウ・2~水玉

 もう一度水玉の様子を見たくなったので、暑さにもめげず長池公園をウォーキング。今度は「ミズタマソウ(水玉草)」の可愛い花が主役ではなく、5ミリほどの水玉が主役。周りのカギ状に折れ曲がった毛が光って、なるほど水玉のように見えてくる。これはあまり知られていない花のようだが、すっかり気に入ってしまった。
コメント ( 9 ) | Trackback ( 0 )

スイカ

 少年時代の夏休みでは、植物観察を終えて家に帰ると冷たい「スイカ(西瓜)」が待っていた。開け広げた縁側に座ってスイカの種飛ばし。種一つでは物足らず口にたくさん溜め込んで “速射砲” なんていう行儀の悪いことをしていたもの。残念ながら今の我が家に縁側はない。
 さて写真の花は、大栗川遊歩道に伸びていたもので、隣に膨らみかけた実が見える。さて公道に伸びてきたツルにできた実は誰のもの?
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ヒマワリ・2~鑓水

 夏休みの植物観察にはこの「ヒマワリ(向日葵)」も忘れてはいけない。キク科の一年草で、別名は「ニチリンソウ(日輪草)」や「ヒグルマ(日車)」。誰でも小学生の頃、一度は種を蒔いた経験があるだろう。若い頃の花は太陽を追うらしいが、その確認はしたことが無く、種子を実らせて下を向いた花を見ることのほうが多い。写真の花は鑓水で見つけたものだが、まだ若そうな花。2~3時間ここで見ていれば動くかもしれないが、お腹が空いてきたので帰ることにしよう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

アサガオ・2~鑓水

 夏休みの植物観察の代名詞とも言える「アサガオ(朝顔)」。鑓水を歩いていて見つけたヒルガオ科の一年草。アサガオは、古くは遣唐使がその種を下剤薬として持ち帰ったのが我が国での始まりのようだが定説は無い。
 万葉集の中で詠まれている “朝顔” はキキョウのことで、このアサガオではない。ちなみに山上憶良が詠んだ二首の歌を載せておこう。
 『秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かきがぞふれば 七種の花』
 『萩が花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花』
 ところでユウガオのほうはウリ科でアサガオやヒルガオとは仲間はずれだと思っていたら、これは干瓢を作るほうのユウガオ。ヒルガオ科にもちゃんとユウガオがあって、ややこしいのでヒルガオ科のほうの花をヨルガオと呼ぶのが一般的らしい。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )