エビスグサ・2~決明子

 花が終わりかけたと思ったら、その花の先にヒョロリと弓なりのサヤができている。「エビスグサ(恵比寿草・夷草)」のこの種子が生薬の “決明子” になることは前に触れたが、生薬の名前よりは、ヒップホップグループ “ケツメイシ” のほうが今は有名のようだ。メンバーのうちの2人がここ東京薬科大の出身とのことで、やっぱり薬大生らしいグループ名。
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ノアザミ・2~綿毛

 花はまだあちらこちらで残っているが、綿毛の種子が飛び始めた「ノアザミ(野薊)」。写真を撮ろうとしている間にも、風でまた飛んでいる。試しにこの綿毛のかたまりを触ってみると、すぐに形が崩れてモコモコと種が湧き出してきた。
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オニドコロ・3~翼

 首都大学遊歩道を歩いているとあちらこちらの藪に蔓延っている「オニドコロ(鬼野老)」。ヤマノイモ科ヤマノイモ属の多年草。花が残ったまま3翼の蒴果が大きくなっていて藪の中でもすぐわかる。前にも触れたが、名前の “野老”  は、太い根茎が海老のように曲がり、細根が老人の髭のように見えることからつけられ、長寿を願う正月飾りにも使われる。しかしその根は見たことが無い。
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