ヤマユリ・1~冬

 少し前に首都大学遊歩道で見つけていた奇妙な物体。これを調べるのがなかなか難しい。まず 『木本か、草本か。』 『草本なら、野草のジャンルか、花のジャンルか。』 となる。そこからはそのジャンルの図鑑をめくっていったり、ネットで検索したりする。図鑑には、その植物の一番華やかな時季の写真が掲載されているので、こんな奇妙なものはまず見当たらない。薬科大でも薬草と並んでこれと同じのが3本ヒョロヒョロと生えていた。ところが他の薬草にはすべてプレートがあるのに、それにはプレートがない。どうやら想定外の珍客扱い。
 これは、『たぶんユリなんだろうなあ。』 と狙いをつけていたが、ようやく図鑑の「ヤマユリ(山百合)」の中でこれを見つけた。タカサゴユリかもしれないが、その判別はもうご勘弁。
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メタセコイヤ・2~球果

 昨年暮れにラクウショウの球果と見間違って以来、探していた「メタセコイヤ」の球果。東京薬科大キャンパスでメタセコイヤの高木を発見。一目散に樹の下へ行くと可愛らしい球果がコロコロ。見た感じはラクウショウの球果より一回り小さい。ラクウショウの球果は触るとポロポロと壊れやすかったが、こちらはそうでもない。持ち帰って首都大学のラクウショウの球果とツーショットにすれば良かったが、喜びすぎてそこまで考えが及ばず、また宿題になってしまった。
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ハリギリ・1~樹皮

 ウコギ科の「ハリギリ(針桐)」の樹皮。桐はゴマノハグサ科で違う種類。図鑑では綺麗に編んだような樹皮を見せていたが、ここの樹はそこまで完成された “作品(?)” ではなく、普通の樹皮。枝にトゲがあるのでこの名前だが、残念ながら高すぎて確認できなかった。
 さて他のブログで東京薬科大学を知り、訪れてみるとさすがに薬科大だけあって植物園には薬草がたくさん。花の頃にまた訪れてみよう。このハリギリはその植物園横の自然観察路雑木林で見つけた。地図を見るとこの雑木林の先には平山城址公園。まだ足を踏み入れていないが何でもサクラの名所とか。4月は忙しくなりそうだ。
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