サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチング。楽しく名前を覚えましょう。写真はクリックで大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part1
イチイ
南大沢2丁目の京王線線路脇の小さな祠にあったイチイ科イチイ属の「イチイ(一位)」。ここまで、 “一位” を連呼されると、オリンピック選手団に贈りたいところ。この樹で笏(シャク=束帯着用時に右手に持つ薄い板)を作ったので、“階位一位” が由来。「アララギ(蘭)」が別名と知って、『へえ』 が3つ。北海道ではオンコと呼ぶらしい。葉はキャラボクと見分けがつかないと思っていたら、キャラボクはイチイの変種だった。
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カイヅカイブキ
南大沢2丁目の雑木林にあったヒノキ科の「カイヅカイブキ(貝塚伊吹)」。イブキの園芸品種とのこと。少し高いところから撮ったのでてっぺんの様子がよく見えた。カイヅカイブキというと生垣でクルクルッと巻き上がったものをよく見かける。剪定のお好きな方の樹は、いつもこんもりと丸く仕上がっていて綺麗だ。自由奔放方針のお庭の樹は、あちこちからツノが飛び出している。この炎のような樹形もまた上昇志向で力強くて見ていて気持ちが良い。ところで 『貝塚はどこだろうか?』 なんて、またまたどうでもいいことが気になりだした。東京には大森貝塚があるし、大阪には貝塚市がある。バレーボールの、“ニチボー貝塚” まで思い出してしまった。そう言えば、“伊吹” だって地名だ。
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クロマツ
富士見台公園の「クロマツ(黒松)」。潮風に強いので海辺でよく見かけるが、形が良いので庭木にも多く使われている。アカマツよりも葉が太くて長いのでこちらを “雄松” とし、アカマツは “雌松” と呼ぶそうだ。クロマツやアカマツの葉は2本で二葉松。五葉松はこのあたりにあったかなあ。
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