マメ科 ネムノキ属 ネムノキ
本州、四国、九州に分布する落葉樹、高木になります。
山林や河川敷など日当たりの良い場所で見られます。
高さは5メートルから15メートル、成長は早く、幹の上部で枝を広げた樹形になります。
葉は互生、2回偶数羽状複葉です。葉柄から10本前後の羽片が分かれます。
羽片には20から30対の小葉がつき大きな葉になり、小葉は葉先が尖りますが少し偏った台形になります。
小葉は夜になると反対側の小葉と合わさってとじます。これが寝ているようなので「眠る木」から「ネムノキ」とよばれます。
枝先から花枝をだし、枝分かれして頭状花序に多数の蕾がつき順に花が開きます。
うすい紅色の花弁は筒状で中から多数の雄しべが花弁の外にのびます。
雄しべの花糸は付け根側は白色、先端側は紅色になります。