日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

第31回全日本マスターズ陸上競技選手権

2010-09-19 22:57:20 | マスターズ陸上(オス)
 
今日は肌が焼けました。
心は折れました・・・内緒にしておきたいけれど、
記録が悪いと、子供に戻ってしまいます。

まずは10時20分の100M45歳~49歳のM45は12組94人のエントリー。
まあずらっと並んでいます。昨年の愛知・全国大会が32人の
出走でしたからほぼ3倍ですか。
さすがに国立競技場ブランド、多くの人を寄せ付けます。

私は3組目。スタートラインが迫っても、それほど緊張しません。
スタンドからの(めす)応援声もはっきり聞こえます。
落ち着いているのは、裏返せば思ったほどに力がみなぎってくることが
なかったからでしょう。ウォーミングアップしていても
それほど蹴る力と体の一体感を感じていませんでしたから。
となると、これはリラックスして大きな走りを貫くいい機会かも
しれません。力むといつの間にか大地へのプッシュもそこそこに
足を戻そうとしたり、大体各関節が固定化して走りが制限されて
小さくなるのです。
リラックスしていれば、力は大きく出ないかもしれないけれど、
ある力を出し切ることができるかもしれません。

位置について。
暑いな今日、とおもってピストル。
それほど悪くない出だしです。
重心を低くしたまま、上体を起こすのを我慢して
加速を期待します。しかしそれほど上がってこない。
ただありがたいことに、ライバルとなるはずの両サイドのランナーも
それほど離れていかない。
中間頃には体を立てて、さあ大きな走り・・・
まずまず、腰の上に真っすくからだが乗ってきました。
膝を伸ばした着地、素早い足の返しをどんどん刻んで・・・
とまではいきません。やはり視野に先行するランナーがいると力んでます。
フロー感は持ちつつも、すーっと伸びる感じが出てこないのです。
しかも・・・なんということか。85mで膝が崩れて前のめり。
これ、筋肉に力が十分無いのにスピードが出てしまった後半に時々起こります。
つまり、体軸を支えきれなくなったのです。ぐっと減速してゴール。
右隣の先を行って追い込んだ神奈川の方とほぼ同時に飛び込んだように
見えたのを、バックスクリーンのリプレーで確認。
100分の3秒遅れて、12秒48(追い風0.1)の記録でした。
ちなみに全体順位は23位・・78人出走です。

正直なところ、この好コンディションと、4日前の体の軽さと、
足や腰はもちろん、腹筋まで強く早く動く感じを確かめた
仕上げの良さまでを思うと不満足な結果です。
自己ベストの12”29くらいまでは出したかった・・・
その上想像しなかったことに、どっと疲労が出てきたのでした。
筋肉が柔軟性を失い、力が十分に入りません。
体はこれ以上パワーを瞬発的に使うことを拒否しているようでした。

幅跳びまでは1時間30分あります
きっと回復するに違いない、とスタンドに戻りました。
そんな期待が雲散霧消するのは、走り幅跳びのピットに立って
すぐのことです。
助走の35メートルが走りきれない、そのうえ助走の距離が定まらない。
踏み切り板が見えてこない。

5m09の結果は、マスターズ参加以来のブービー記録。
もちろん決勝にも残れませんでした。
踏み切り板に足が乗るかどうかの話以前に、
踏み切りの軸を作る前に、着地を迷ってしまっていたのでした。

ああ、悔しい。
調整最後の一週間があまりにハードな仕事の連続でした。
眠らない晩と食べられない日々を過ごしても体力を保持できる若さは
無かったのですね。
そう言う意味では自分の体の能力を測り直すいい機会ではありました。

今年はあと一試合しか参加することができません。
もう、そこで自己ベストをねらうしかこの残念無念を
はらすモチベーションにはなりえません。
腰痛を騙し騙し、半年かけて練り込んできた筋肉を
11月3日まで保持していきましょう。
少しでも100メートル11秒99と走り幅跳び6mに近づくために!!

そんな悔しさを感じつつ、
大分のMさんと昨年表彰台以来の再会を喜んだり、
何人のアスリート仲間と話したりできたことは幸せでした。
みんな元気なおじさんたち。
でも一心にかけるものアリ。なんて。





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2 コメント

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今朝から練習 (RYO)
2010-09-21 09:10:47
そうだね、あの日々を過ごす中で
国立のコースに立てただけでも
幸せなことです。
もちろん、悔しいのは悔しい。

大井競技場の渋谷区選手権で
記録更新を目指します!
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暑い戦い (さあ)
2010-09-20 21:44:42
仕事忙しい中、よくぞ出場できました。
これからもがんばろうね
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