中山信弘『ある知財法学者の軌跡――知的財産法学にいざなわれて』弘文堂,2022年5月

著者の中山信弘は、東京大学名誉教授、弁護士(本書の発行日現在)。

本書は、
・著者による回顧録と
・著者と門下生とのQ&A、
・ゆかりのある方々のエッセイ
から成る。

中山信弘師の人となりを知ることにより元気が湧き出る。

備忘録としてのキーワード(項の見出し):
・「自然権よりはインセンティヴ論」(p.287)
・「『知的所有権』ではなくて『知的財産権』(p.290)

本書を知ったきっかけは、今春の『ジュリスト』に私の友人の書評が載ったこと。
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