手塚治虫『アドルフに告ぐ』(全4巻)文藝春秋,1985年

「著者あとがき」(第4巻末尾)によると、「編集長からのご希望は、徹底的にシリアスな大河ドラマを」ということで、「(著者の)神戸の戦前、戦中の思い出」が「構想」の基になっている由。ヒットラー個人の血筋の件は、あくまでも「説」らしい。詳細はネタばらしになるので、本書をお読みください。「ゾルゲ事件をからませて」いることもあり、興味深く、かつ、全4巻をあっという間に読めた。
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