社会保障の持続性を高めるために(上) 年金の信頼回復へ再改革の検討を(8/21)

http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20060820MS3M2000520082006.html

(管見)
筆者が“第3の問題”と挙げている点について一言。日本の公的年金制度のこれまでの歴史の情報を読者に提供することなしに”世代間不公平”をことさらに強調するのははなはだ疑問。公的年金への不信感を煽っているように見える。一方、団塊世代が老齢厚生年金の受給者になる前に所得代替率を下げるのは当然だろう。(8月22日加筆)

(参考)『平成15年版 経済財政白書』から引用。
「公的年金制度は、世代間扶養を前提とせざるを得なかった面がある。したがって、世代間における負担と給付の格差の問題をことさら強調することは適当ではない。」
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