稲垣栄洋『カタツムリのごちそうはブロック塀――身近な生き物のサイエンス』角川文庫,2012年

本書は2008年に家の光協会から刊行された『働きアリの2割はサボっている――身近な生き物たちのサイエンス』を改題し、加筆・修正の上文庫化したもの(本書p.200)。

まず、小林木造氏による本文中のイラストが素敵。
そして、話題となった「働きアリの2割はサボっている」は、本書のpp.110-112に載っている。一見”怠けている”ように見えても、組織内ではだいじな役割を果たしているのではないか、と思いたいところだが、ほんとうにそうかどうか、アリ社会のメンバーに入らないとわからないのかもしれない。
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