宮坂昌之『新型コロナワクチン本当の「真実」』講談社ブルーバックス,2021年8月20日

著者は免疫学者。COVID-19対策のワクチンの現状だけでなく、治療薬の現状にも触れている。それでも心配なことは何かも言及している。良書。
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藤井満・藤井玲子『僕のコーチはがんの妻』KADOKAWA,2020年

著者の藤井満氏は、元・朝日新聞記者。玲子さんは彼の妻、故人。本書中もっともショックだったのは、玲子さんの呼吸がだんだん変わっていき、ついに息を引き取るシーン(pp.157-158)。在宅で看取る実際や広い意味での緩和ケアについて垣間見ることになる。日記を記せ、男も家事を、とのメッセージ(p.174)は有益と思われる。良書。
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