小林節『白熱講義! 日本国憲法改正』KKベストセラーズ,2013年

良書。常識的な憲法感覚をあらためて確認できる本。
この本を読めば、日本国憲法第9条は改正せなあかん、とだれしもが思うであろう。
現行の日本国憲法を何が何でも死守する、という、文字通りの”護憲”には、きわめて疑問を感じざるを得ない。
しかし、いっぽう、自民党「日本国憲法改正草案」(2012年4月)は、ひど過ぎる。これは、近代市民社会の憲法とは言えない。こんな改正草案に賛成する人の気が知れない。2015年10月に増補版が出たらしいが、現時点では、まだ詳しく見ていないので、コメントを差し控える。
http://www.jimin.jp/policy/pamphlet/pdf/kenpou_qa.pdf
以上
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