昨日(7/10)のお昼休みの風土記の丘散策で、
この東山北遺跡の場所まで足を伸ばしました。
少し前まで、復元された低墳墓の墳丘上には、芝生をやぶって、
草がいっぱいに伸びていたのですが、このほど、除草管理作業が行われ、きれいになっていましたよ。
この写真は、低墳墓の南側から、甲府盆地を背景に撮影したものです。
いまは、公園内の樹木が視界を遮っていますが、
うまくすれば、ここからは、甲府盆地がよく見渡せるところです。
考古博物館(maibunC)から、徒歩で、約10分。
ひたすら登り道ですが、周辺には、歴史植物園もあり、
隠れた名所という趣があります。
考古博物館にお越しの節は、1度は足を伸ばしてみてください。
低墳墓をグルッとまわって、今度は、東側から西の方向を見ています。
かたわらに植えてある木の枝と、低墳墓の墳頂との間の空間に、
小さな谷を越えて向こう側にある、大丸山古墳が見えています。
もう少し移動して、大丸山古墳の後円部の位置がわかるように、撮ってみました。
画面ほぼ中央の、低墳墓の向こう側に見える、とんがり山が、大丸山古墳です。
大丸山古墳というのは、県内有数の前方後円墳で、
山梨の歴史を考える上でたいへん重要な位置を占める古墳の1つですが、
風土記の丘のエリア内にあるものの、残念ながら、近くまで行くことが出来ません。
今回の東山北低墳墓や大丸山古墳については、また機会を見て、
詳しくご紹介します。
最後に、今回の東山北低墳墓と大丸山古墳の位置を
国土地理院の電子国土データの上に重ねたマップを示しました。
(撮影: 2009.7.10 mapfan)