風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

東山北遺跡の低墳墓

2009年07月11日 | 風土記の丘の遺跡・史跡


 昨日(7/10)のお昼休みの風土記の丘散策で、
この東山北遺跡の場所まで足を伸ばしました。



 少し前まで、復元された低墳墓の墳丘上には、芝生をやぶって、
草がいっぱいに伸びていたのですが、このほど、除草管理作業が行われ、きれいになっていましたよ。
この写真は、低墳墓の南側から、甲府盆地を背景に撮影したものです。

いまは、公園内の樹木が視界を遮っていますが、
うまくすれば、ここからは、甲府盆地がよく見渡せるところです。
考古博物館(maibunC)から、徒歩で、約10分。
ひたすら登り道ですが、周辺には、歴史植物園もあり、
隠れた名所という趣があります。
考古博物館にお越しの節は、1度は足を伸ばしてみてください。



 低墳墓をグルッとまわって、今度は、東側から西の方向を見ています。
かたわらに植えてある木の枝と、低墳墓の墳頂との間の空間に、
小さな谷を越えて向こう側にある、大丸山古墳が見えています。



 もう少し移動して、大丸山古墳の後円部の位置がわかるように、撮ってみました。
画面ほぼ中央の、低墳墓の向こう側に見える、とんがり山が、大丸山古墳です。

 大丸山古墳というのは、県内有数の前方後円墳で、
山梨の歴史を考える上でたいへん重要な位置を占める古墳の1つですが、
風土記の丘のエリア内にあるものの、残念ながら、近くまで行くことが出来ません。

 今回の東山北低墳墓や大丸山古墳については、また機会を見て、
詳しくご紹介します。



 最後に、今回の東山北低墳墓と大丸山古墳の位置を
国土地理院の電子国土データの上に重ねたマップを示しました。

(撮影: 2009.7.10 mapfan
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お休み中のコミスジ

2009年07月11日 | チョウやトンボなど


 葉の上にとまって、一休みしているコミスジです。
せっかくのシャッターチャンスにあわててしまい、
かなりアンダーな写真になってしまいました。



 露出を設定し直して、レンズを向けると、もうそこにはいなくて、
その先をフワフワ、ヒラヒラ・・・。
コミスジなどの仲間は、森の中や林縁をゆったりと舞います。
そして、またとまってくれました。
でも、遠くて、それに草の影がいっぱいで、うまくとれませんが・・・。



 草の茂みをそっとかき分け、出来るだけ近づきました。
ゆっくりとはねを開いたり閉じたりしている中で、
その途中の写真になりました。

 このコミスジ、甲斐風土記の丘のエリア内の林のまわりでは、
よく目にするタテハチョウ科のチョウです。
少し前の、テングチョウの記事でも触れましたが、
昆虫の世界で標準となっている3対6脚のうちの1対が
タテハチョウ科の多くのチョウでは、退化し、2対の脚となっている
というのにあてはまることが確認されます。

(撮影: 2009.7.10 mapfan


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