風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

テングチョウの吸水

2009年07月05日 | チョウやトンボなど


 maibunCの通用口の前の砂利敷きの場所の、少しだけくぼんだところ、
雨の後で、わずかにしめっています。
そこにテングチョウが来て、口(吸蜜管)を伸ばしていました。

 以前(2009.5.25)に、ルリシジミが、同じ場所に
吸水に来ていたようすを見ていただいていますが、
今回は、テングチョウが来たわけです。



 でも、水、ほとんどないですが、だいじょうぶですかねぇ。

 ともかく、テングチョウの目の前には、つ~んと突き出た部分がありますね。
これがテングチョウの特徴の1つで、“天狗の鼻”のように見えるので、
テングチョウというわけです。

 ところで、このテングチョウの、“あんよ”に注目してください。
昆虫は、3対、計6本の脚を持ちますが、このテングチョウには、2対で4本しか見られません。
テングチョウが属しているタテハチョウ科のチョウの多くは、1対の脚が退化していて、
2対に見えるのだそうです。

(撮影: 2009.7.3 mapfan
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アベリアの花

2009年07月05日 | 草や木そして花・実


 アベリアの花が、咲いています。
下向きに咲く、白いかわいい花です。



 あっ、ウツギの仲間の花に、似ている? ・・・ですか。
そうですね、アベリアというのは、園芸種としてこの名が知られているものですが、
和名では、ハナゾノツクバネウツギの名がありまして、よく似ているところがあります。



 細かなことをいえば、ウツギと名が付く植物は、ユキノシタ科とスイカズラ科とバラ科とがあり、
ふつうのウツギ(ウツギ属)やノリウツギ(アジサイ属)などはユキノシタ科、
このハナゾノツクバネウツギやニシキウツギ(いずれもスイカズラ属)、
ツクバネウツギ(ツクバネウツギ属)、オオベニウツギハコネウツギ
(いずれもタニウツギ属)などは、スイカズラ科に、
コゴメウツギ(コゴメウツギ属)などは、バラ科に分類されます。

 うーん、ややこしい・・・。

 結論・・・。
難しいことはさておき、今回のアベリアの花は、5月から11月、霜が降りる頃までと、
たいへん長い花の時期をもっています。
甲斐風土記の丘にお出かけの節は、考古博物館の周りなどで、この花を探してみてください。

(撮影: 2009.7.3 mapfan


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