プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

ルネサンスと遠近法

2007-01-14 11:12:06 | 美術・カメラ
絵画と写真に共通することは、二次元(平面)に空間を表現する、ということである。

絵画で用いられる遠近法ルネサンス期のイタリアで確立され、その後の西洋美術の潮流となる。

遠近法は簡単に言ってしまえば、近くのものが大きく見え、遠くのものが小さく見える、といったもので、それ自体はごく当然のことである。ルネサンスの頃にこれが理論化され、透視法や消失点などの考え方が見出された。

また、近くのものに焦点が合い、遠くのものがぼやけている、という表現も遠近法の一種で、空気遠近法と呼ばれる。

平面に描いたものを立体的に見せるのに、忘れてはいけないのが「影」の存在である。

ルネサンス以降、画家はこれらの技術を駆使して、平面のキャンバスに立体的な空間を表現してきたわけだが、ちょうど写真の普及と時期を同じくして、絵画の潮流は大きな転換期を迎えることになる。印象派の登場である。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ミイバーです)
2007-01-14 11:58:57
今年もどうぞよろしくね
しかしながら遊星クンの文章表現は毎度難しいっというよりこっちが無知というべきか
次回デジカメの世界にこう期待
Unknown (流星)
2007-01-14 13:41:06
どうも。
ルネサンスから現代のデジカメまで、話が続いていく予定です。

コメントを投稿