プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

今年の流行語大賞は?

2005-10-12 19:17:30 | 言葉
今年も残すところ、2ヶ月とちょっとになりました。
この季節の話題になるのが「流行語大賞」。
その存在意義は別として、その年の世相を少なからず表していると思われます。
ちなみに去年の受賞は、

「チョー気持ちいい」(北島康介さん)
「気合だー!」(アニマル浜口さん)
「サプライズ」(武部勤さん)
「自己責任」(該当者なし)
「新規参入」(堀江貴文さん)
「セカチュー」(片山恭一さん)
「中二階」(山本一太さん)
「・・残念!」(波田陽区さん)
「負け犬」(酒井順子さん)
「冬ソナ」(チュサン・ユジン)

つい一年前のことなのですが、何故かとても懐かしいものばっかりです。
流行語というよりは、連呼されて耳にこびりついて離れないもの(「気合だー!」とか)が混じっているわけですが、こうして見てみると、「流行語大賞」っていうのは過去の受賞を見てその時代を懐かしむという機能も持ち合わせているみたいです。
ちなみに「○○斬り!」のギター侍や、その前の年の「なんでだろう」(テツandトモ)なんかは、最近めっきりテレビで見かけなくなりました。

本題の、今年の流行語ですが、昨年に引き続きホリエモンの「想定の範囲内(外)」あたりが入ってきそうな気がする。ていうか、「ホリエモン」自体が流行語のような気がする。

以下、過去の受賞から

「す・ご・い・で・す・ネッ」(所ジョージ)(1984年)
第1回の受賞。所ジョージがエンターティナーとして紹介されているのが面白い。

「教官!」(堀ちえみ)(1984年)
ご存知「スチュワーデス物語」の一場面。堀ちえみもいまや五児の母。

「キャバクラ」(新富 宏)(1985年)
今でこそレトロな響きがしますが、当時は最先端だったんでしょう。

「イッキ!イッキ!」(慶応義塾大学体育会代表)(1985年)
今これを強要したら新聞ざたです。

「トラキチ」(松林 豊)(1985年)
阪神も強い球団になりました。

「ファミコン」(山内 溥)(1986年)
任天堂は世界のニンテンドーになりました。

「ゴクミ」(後藤久美子)(1987年)
元祖“国民的美少女”もいまやジャン・アレジのもの。

「ユンケルンバ ガンバルンバ」(森田一義)(1988年)
人語一体傑作賞という意味がファジーな受賞です。

「NOと言える日本」(石原慎太郎)(1989年)
石原都知事の「ババア発言」も、おそらく彼の愛情表現なのだ

「若貴」(花田憲子)(1991年)
相撲界もいまやモンゴル勢と東欧勢が土俵を沸かせる時代になりました。

「新・○○」(坂本一生)(1993年)
新・加瀬大周だの、元祖・加瀬大周だの、色々と物議をかもした出来事。
人の名前に「新」だの「元祖」だのをつけるといった、コロンブス的発想が冴え渡った一件。

「ウゴウゴ・ルーガ」(田島秀任・小出由華)(1993年)
ウゴウゴくんはどうでもいいが、ルーガちゃんの今が知りたい。

「同情するならカネをくれ」(安達祐美)(1994年)
言葉のインパクトで話題騒然の流行語となったが、そんな彼女も今年芸人とできちゃった結婚です。

「インターネット」(村井純)(1995年)
ウインドウズ95もいまや10年前の話です。

「チョベリバ」「チョベリグ」「ルーズソックス」「アムラー」(1996年)
なんだか知りませんが女子高生が世を席巻していた時期がありました。

「郵政三事業」(小泉純一郎・当時厚生大臣)(1997年)
今年「郵政解散」をした小泉首相の執念が感じられます。



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