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Jack's Mannequin @Club Quattro, Shibuya 01/12/09

2009-01-16 | performance


2年前のライヴが1月13日だったので、丁度まる2年。楽しみにしていたJack's Mannequin(ジャックス・マネキン)の東京公演2日目に足を運んだ。
祝日で、17時開場ということに気付いたのが開場時間25分前。バスの中で 「まだ~?」 という友達からのメールを受け、急ぎ足で会場に着いた時は、既に自分の整理番号の入場は過ぎていた。でも先に入っていた友達のお陰で、クアトロでの定番位置で見ることができた。今回、初日がSOLD OUT、2日目もほぼ満員状態だった。

15分強押して始まり、ピアノの前に座ったニコニコ笑顔のAndrew McMahon(アンドリュー・マクマホン)は、まずこう言った。“セイジン、オメデトウ!”。(笑)
オープニング曲はニュー・アルバムから 「Spinning」。のっけから熱く激しくシャウトする。軽快なリズムに乗ってノリノリ。Andrewは腰を浮かせて立ち弾きしながら、正面からと左側からの2つのマイクを器用に使って歌う。途中、ハンド・マイクで立ち上がり、モニターの上に乗って両手を挙げてオーディエンスをあおり、私たちもそれに応える。
続いて前作から 「The Mixed Tape」、1曲目のテンションをそのまま継続してエモーショナルに弾けて行き、可愛いくて大好きな曲 「Drop Out- The So Unknown」 のあとは「Swim」。この曲は、白血病を克服した彼の、生きることの大切さを教えてくれる、とても切ないけれども前向きな曲。アグレッシヴに振り絞るように歌い上げるサビの部分は、生で聴くとより一層ジーンときた。
その後も新旧織り交ぜて、パワフルで熱いパフォーマンスを見せてくれた。
途中、缶ビール片手に “カンパーイ!” と言いながら日本語は難しいと言ったり、紙飛行機を飛ばしたりして、みんな手を挙げてそれに応えて大盛り上がり。
“イッショニ、オドッテ、クダサイ” と一所懸命に日本語で語りかけた 「Crashin」 では、クアトロが揺れていた。
オルタナ調の 「Bloodshot」 では、手を振り挙げてリズムを取る誘導をしてハンド・マイクで歌い、途中から疾走するかのように鍵盤を叩く。
「Dark Blue」 と 「Holiday From Real」 の連続にステージもオーディエンスもMAXになって行った。途中、一部分Andrewが歌わずに私たちに歌わせるところがバッチリだったので、PAのおじさんが満足そうに微笑んでいたのが印象的だった。
そして、「Caves」 のしっとりとした弾き語りです~っと落ち着かせ、心に沁みるバラードを奏でた。途中歌詞を間違えてしまってちょっと止まってしまったりしたが、中盤でバンド演奏になり、切ないほどの熱唱。終ったあとに、ギターの人の方に向かってペロッと舌を出していたのが可愛かった。
ラストは2年前と同様 「MFEO」 で締めくくり。楽しい! 自然と笑みがこぼれる。
すぐに戻ってプレイしたアンコールは3曲。Something Corporate(サムシング・コーポレイト)の 「Me And The Moon」 もやり、最後は 「La La Lie」 で手をかざしながら大合唱。

今回も、鍵盤の上に立ったり、お尻で鍵盤を叩いたりという熱いパフォーマンスは健在で、見ている私たちの気持ちをとっても高揚させてくれて、ハッピーな気分にさせてくれた。
激しくアグレッシヴな分、バラードは更に胸に響き、みなぎる力を振り絞るかのように体の底から歌う彼の歌声は、最初から最後まで衰えることなく、本当に楽しくて素晴らしいライヴだった。


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