広報用スペシャル

2007-04-04 02:06:34 | Weblog
俗に言う、広報車チューンというやつです。
これは・・・まあ暗黙の了解みたいなところはあるかもしれないんですが、
要は、市販品と、評論家がチェックする物が違うという事で、
もちろん、評論家がチェックする品の方が出来がいいわけです。

特に車の場合、
「今回のエボは前モデルよりも確実に低速トルクが増した」
であるとか
「最新のインプレッサは確実にラップタイムを短縮している」
とかいう記事をかなり見てきています・・・が、
これはあくまでも「広報車チューンを施した車の差」であって、
市販車の差であるとは限らないと思うようになりました最近。
まあ・・・評論家が、ちゃんと細かく乗り比べをしたわけでもないのに
ホントにエボ8MRとエボ9MRの低速トルクの差を見抜いているか?
というのも甚だ疑問ですが・・・。

そして・・・今回のシビックタイプR・・・も怪しい。
筑波サーキットのラップタイムはDC5よりも速いらしいと。
そもそも、シビックタイプRを買う人のうち、
筑波サーキットを真剣に攻める人は何%か?という疑問もありますが。
というかそもそもシビックタイプRは疑問だらけ。
EK9は新車価格で160万~だったのに、今回のやつは270万~。
これはもう完全にマーケットは日本ではないのかな?と。
もちろん、これもまたホントにノーマルのシビックでそんなタイムを出せるのか?
という疑問もあります。

で・・・思うのは、
この、広報用スペシャルって・・・一体いくらくらいするのかな?と。
なぜ、広報用スペシャルが市販できないかと言うと、
一番の原因はコスト、その次がライフ・・・その他もろもろだと思うんですが、
やっぱり、広報用スペシャルのクォリティを出そうとすると、
ピストンを一つ一つ重量あわせをするとか、コスト=時間がかかります。
エンジンにしろ、ミッションにしろ、全てが完全にOHされた状態。
で、僕としてはそれこそがタイプRだと思うので、
広報車チューンされたタイプRは偽り。
シビックタイプRが広報車チューンされているかどうかは分かりませんが。

で、僕としてはそういった意味でのタイプRをいっぱい出してほしいなと思います。
10-12のメガネレンチ タイプRとか
レリーズベアリング タイプRとか(笑)
少々割高になるかも知れないけど、プラス10%くらいだったら買います。
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