手短に言うとローターが割れた。

ハードなブレーキングを食らわして１年。
特に最後の３ヶ月は左足ブレーキのせいでさらにハードに焼いた。
そんなローターがパッキーーーン！！！と割れました。
と言っても自走可能な割れ方で、
つまりローターに対し直径方向にクラックが入りました。
いわゆるヒートクラックというやつです。
まあ、中古のローターを持っていたので速攻で変えましたが。

で、まあそれはそれでいいとして、
いま自分が大学でやっている研究は・・・まあそれに近い事もやっています。
高温で放射能を浴びた金属はどうなるか？みたいな研究です。
そんな感じに考えると、
いままでどうしようもなくやる気のなかった研究も面白く感じてきました。
材料学ってのはなかなか面白いな～と。

おそらくハードブレーキをするとローターは８００℃くらいになるから、
ローターのなかの原子が激しく運動する、と。
で、そのあとにローターをゆっっくり冷やしてやると
原子配列は規則正しくなって硬度は低くなり、クラックも入りにくいはずですが、
ローターをまま早く冷やした場合、
原子配列はでたらめになって、
硬度は高くなるけど、逆にクラックは入りやすくなるはずです。
さらに、パッドとローターが接触する部分と接触しない部分で温度も違うから、
変な応力がローターにかかるんだろうな～と。
というわけで僕のローターはぶっ壊れましたとさと。

いや・・・なんとなく急に研究も楽しく出来そうになってきました（笑）
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