2012年用、Key's Racing ステアリング届きました!

2012-03-03 00:00:39 | Weblog
Key's Racing 様より、2012年活動用のステアリングが届きました。



いわくこのハンドルは、ドライバーを育てるハンドル、だそうです。
確かに、そうですね。
ステアリングインフォメーションを的確に感じ取れるハンドルは、
ドライバーのステアリングセンサーを成長させ、
路面と対話しながら走れるようになると思います。
実際、GC8に付けた時も抜群によかったですね!
車って要はドライバーが体を動かして運動して操作しているので、
その操作を助ける部品というのはとても重要だと思います。

ちなみに、表面の「Key's Racing」の刺繍はちょっと・・・
という人は、「刺繍無し」や「黄色い線」も可能・・・なはずです!
僕に言ってもらえれば、たぶん・・・可能(笑)
では、下記に、HPにも載っている木下隆之さんのコメントを記載します。
お時間ありましたら、読んでみてください~。

明日はオサムファクトリージムカーナ練習会です!!
光電管計測に行ってきます~。

--------以下、コメント------------

キーズステアリング」は、イタリア・ATC社との共同開発としてスタートしたんだ。ステアリングはマシンとドライバーの大切な接点だから、絶対に妥協はしたくなかった。妥協したらドライバーとして終わりだとも思っていた。ところが、現実には理想的なステアリングがないことに気づいた。それでかねてから懇意にしてくれていたATC社にオリジナルの製作を依頼した。それがキーズレーシング・ステアリング発祥の経緯です。

 握りをやや太めにしたのは、手の平にしっくりと馴染むためと、耐久レースでの疲労を低減させるため。ステアリングインフォメーションを正確に把握するためには、手のひらで触れる必要があるし、正確なステアリング操作をするためには、強く握るのではなく、肩の力を抜いて添えるような感覚が正しいのだからね。ニュルブルクリンク24時間レースでももちろんキーズステアリングを使用しているのだけれど、そんな過酷な耐久レースで疲労をミニマムに留めるには、やはり握りの太さが必要だったんだ。

 国内のスーパーGT選手権やスーパー耐久だけでなく、ハードなステアリング操作が要求されるD1グランプリでも鍛え込んでいる。チャンピオンドライバーやD1シード選手の生の声も開発に注ぎ込んでいる。キーズレーシング・ステアリング装着マシンが、スーパー耐久の全クラスで年間チャンピオンを獲得したこともある。それが完成度の高さの証明になるかもしれない。D1のチャンピオンドライバーも愛用している。

 肩を怒らせて、必死にステアリングにしがみついているドライバーは絶対に速く走ることはできない。疲労も嵩むだろう。もしそんなドライバーがいたら、キーズステアリングを勧める。”ドライビング矯正ステアリング”だなんて言ってくれるスクールを主宰するプロドライバーもいるほどに完成度は高いのである。

(談・木下隆之)