もりのぼたもち

釣り、健康ランニングとお城巡りを楽しむアラ還おじさんです。
何事にもドンマイ!の気持ちであちこち出かけています。

無事、手術終了。 2/18

2010年02月19日 | 健康
私の身内に、大きな病気が見つかり、手術が行われた。

手術に先立ち、前日に手術に関する事前説明を受けた。

本人と私と私の奥さんが、担当医からの説明を神妙に聞く。

今の時代は、機械化が進んでいるため、パソコンを見ながらの説明で分かりやすい。

CT検査、PET検査、MRI検査などの精密検査を受けた画像を見ながらの説明は、

とてもリアリティがあり具体的かつ分かりやすい。

しかし、反面、病気を直視し過ぎてしまうこともあり、本人としては、どうだったかなぁ、とも思った次第。

それは、ともかく、とても良い担当医で、本人共々、信頼関係ができ何よりでした。

そして、日が変わり、手術日の朝となった。

8時に病室へ到着すると、本人はオリンピックを見ながらも、顔は緊張気味。

ここで、緊張はしなくていいからな、と言っても仕方がない。

大きな不安と恐怖が襲ってきているだろうと、推測する。

まもなく、看護師さんが迎えに来られ、車いすに乗り、手術室へ。

専用のエレベーターで手術室などがある3階へ行く。

手術室の扉が見えてきたところで、私たちとは別れ、いよいよ手術室内へと入って行った。

時間は、ちょうど9時。

私たちは、家族待合室と言うところで、待つことに。

この部屋は、とても広く、座り心地の良いソファに、亀山モデルのアクオスがあり、快適。

私たちも、これから数時間、仕方がないので、オリンピック観戦に突入。

ただ、私たち以外にも、数組の方が入ってこられたため、静かに観戦する。

ここに待っておられる方々は、間違いなく身内の方が今、手術を受けておられるという方ばかり。

そのため、一様に神妙な顔つきで過ごされている。

心配する気持ちは、今、ここにいるみんな同じと、一時だが仲間意識を感じてしまう。

そして、12時過ぎ、看護師さんが呼びに来られた。

どうやら、終わったようだ。

案内された部屋に入ると、手術着のままの担当医がおられ、説明を受ける。

医師の表情も明るく、まずは手術がうまく行ったという報告を聞き、一同安堵。

それから、具体的な内容の説明が行われ、切除された部分を見せられた。

結構、大きく切除された部分は、当然グロテスクであり、堪らない。

これが、●●で、この部分も、こうなっていました。と切除物をあれこれと示しながらの説明。

そして、どうぞ、と言われ手袋を渡される。

何と、びっくり!

見ながらだけの説明ではなく、触ってくださいとのこと。

これは、驚いた。

さすがに、ちょっとためらいながらも、触ってみた私。

●●の部分の触感は、普通の部分とまったく違い、指から伝わる感触にビビってしまった。

●●になるとこうなるのか、と目と手で確認をさせていただきました。

説明が終わり、担当医に深々とお辞儀をし、心からお礼の言葉を伝える。

それから、5分ほど待っていると、本人のいる集中治療室へと案内された。

まだ、手術が終わって、ちょっとしか経っていないため、どんな状態なのか、と思いながら入ったのであるが、

そこに居た本人は、もちろん管や機械などがいっぱいの状態。

しかし、もう意識はしっかりとしており、呼びかけにも答えるし、話すこともできた。

いやぁ、驚いた。

しばらくの間、無事の手術の成功を本人と共に喜び、そして退室した。

ともかく、大きな山場を一つ越えられ、良かったこと。

これからは、しっかりと回復し、元の生活に戻ってほしい。

それにしても、あの切除物の見た目と感触は、ちょっと忘れられないなぁ、と思いながら、

しばらくは、ホルモンは断つことにしようと誓った次第。
コメント (2)
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