TASTING CUBE

Wine by your side…我が家は毎晩がワインサロン。最近のマイブームはBOX WINEです。

ノンアルコールの秘密

2006-12-25 00:54:29 | ワイン育
クリスマスに訪れたのはJAZZ CLUB。
いつもより皆様ドレススアップしていて雰囲気もステキ。

なぜかこの日、こてこての鰻料理を食べて、それからショーに向かった。
ショーのスタートを待ちながら、食後に楽しむドリンクは?
本当ならシャンパーニュ、といいたいところだけど、カクテルで我慢。

といって頼んだのがカルバドスをベースにしたショットカクテル!
あれ、ワインよりタチが悪かったかしら?
まあ、今夜は頂いてしまいましょ♪


レストランに行ったら、必ず読み込んでしまうのがドリンク・メニュー。
最近は本当に変わった。
どこのお店に行っても必ず用意されるようになったのは「ノンアルコール・ビール」。

数年前までは、頼んでも置いてないところがあったのに、このご時世で変わったのね。
いいことなのかも。

でもノンアルコールってあるのに、裏を見ると「アルコール度0,5%未満」って書いてある。
これは、日本の酒税法では、アルコール度1%未満の飲料に対して「ノンアルコール」と表示することが許可されているから。
ちなみに欧米では基準がキツく、0,5%未満。


ノンアルコール飲料の造り方は、発酵過程を経てアルコールの入った酒を作った後にアルコールを抜く方法や、発酵過程で調節してアルコールの濃度を低く抑える方法があるとのこと。
ビールに関しては、ビール酵母を使って微量でもアルコールを発生させることが必要不可欠なんだって。そうしないとどうしてもビールの味にはならない。
とにかくアルコール分がゼロというわけではないから、飲酒運転対策には完全にはならないかも。ご注意。
 
ちなみに、一般に、アルコール度数5%のビール大びん1本(633ml)を飲むと、アルコールが分解されるのに約3時間かかると言われてる。度数0.5%のノンアルコールビールでは、同量飲んだ場合約20分で分解されることに。
 

でも、少しうれしいもの、見つけちゃったのでご報告。

「ホルステン ノンアルコール」。
ドイツ製のこのビール、なんとアルコール度0,0%??

実は、0,03%のアルコールが含まれているんだけど、四捨五入して0,0%。


飲んで見ると、まあまあかな・・?
ホンモノのビール(発泡酒でないビール)しか飲めない方には許せないテイストだけど、
欧米で飲むルートビールよりぜんぜんマシ。

キーンと冷やして、是非お試しを。
これならなんだかイケそうな気がします。