ウワサのワイングラス

見て、手に取るとハッとする。

美しくしなやかなフォルム、そしてそのワインの特徴を最大限に引き出すワイングラスがコチラ。
ツヴィーゼル社の「ザ・ファースト」シリーズ。
価格は一脚10000円前後。

ワインを注ぐと、脚のすぐ上の部分のスレンダーなところが強調され、美しい。

「ツヴィーゼル」社のクリスタルグラスは、「トリタン」（チタニウムとジルコニウムを採用）という素材で出来ているのが特徴。要するに、強い。

でもこのシリーズはハンドメイドだから、決してモタモタした仕上がりではない。
特に飲み口は超薄で、キレがある。唇に軽くのったグラスの淵から、スーッしなやかにとワインが口中に流し込まれる。


グラスが割れにくいって、とても重要だと思う。
特に女性にとっては。
ステキなお店でワインを楽しんでいるとき、手元がブレて、グラスを倒して割ってしまったときのあの肩身の狭さは経験したモノにしかわからない・・・。

私事だが、白状すると、過去にバーンとグラスを倒して、４脚くらいバリンバリンとなぎ割った経験がある。お店の方も青ざめていたっけ。




このシリーズ、なんと全部で18脚もある。スピリッツや、テイスティンググラスも含めてのことだが、赤ワイングラス５種類、白４種、シャンパーニュグラス２種類・・。それだけストイックに品種や特徴のあるワイングラスを考案したことになる。

このグラスを考案したのは、「エンリコ・ベルナルド」氏。
2004年にアテネで行われた世界最優秀ソムリエコンクールで史上最年少で優勝したイタリア人。なんと1976年生まれ、若いっ。
彼はパリの3つ星レストラン「ル・サンク」を経て、現在は南仏カシのレストランとパリのワインバーを経営している。

日本で彼の名で検索すると、まず出てくるのは「シャトーラギオール、エンリコ・ベルナルドモデル」。世界一のソムリエには誰しも発売可能な商品なのね。

その他いろんなことに積極的に経営に参加してるみたい。
彼のWEBはコチラ。
エンリコ・ベルナルド