TASTING CUBE

Wine by your side…我が家は毎晩がワインサロン。最近のマイブームはBOX WINEです。

立ち読みワイン

2008-09-09 15:46:03 | ワイン育
最近、時間があると書店で必ず立ち読むのが「クイズでワイン通」。ワインの雑学本という感じで、ワインのネタがクイズ形式になってる。筆者は葉山考太郎氏。何冊かワイン本をだしているのだが、この本は彼のサクサクっとした語り口が楽しい。聞いたことのある話題から、最近のワイン業界の問題に絡むものまでトピックはバラエティ豊か。ワインが好きな人なら誰でも気軽に楽しめる本。

スリリングな再訪

2008-08-23 12:21:42 | ワイン育
サービスが悪くなったレストランを再訪しますか?

これはとても勇気のいる行為だと思う。ここ一年、数回訪店する度にがっかりさせられることが続いてしばらく遠ざかってイタリアン。お店がゆったりしていて、好みの定番料理もある、何よりワインがリーズナブルで楽しめるから気に入っていたのだが何せスタッフが変わったらしく、サービスが悪い。以前と違ってホスピタリティが全く感じられず、オーダーを間違えて持ってきた一皿を、「これじゃだめですか?」と言われたときには開いた口がふさがらなかった・・・。そのほか色々と不手際があり、それを伝えると、代わる代わる違うスタッフが担当になり、謝ってもくれないし、責任者が登場するわけでもない。とにかくあきれてクレームを言う気も起きずに退店したのが数ヶ月前のこと。

先日久しぶりに訪店にチャレンジ♪予約時の電話の対応がよかったからちょっぴり期待してお店に伺うと・・・。どうやらまたスタッフが変わってる様子。アルバイトのような若いスタッフもそれなりの対応。お料理も少し変わって、おつまみに「オリーブ一つ@70円」なんてのも嬉しい演出。

冷たいリゾットと称して蟹肉、トマトをエスニックに味付けたものも注文。ライスサラダとしてはまあまあ。この季節には白ワインにあう一皿。



最後にお会計をお願いすると、違うテーブルの伝票が届いた。何故かいつも最後までスムーズに行かないなあ、と話していると、すぐに店長が名刺をもって登場・・・・。本当に変わりました、お店のサービス♪ホスピタリティが戻ってきた感じ。思うにクレームが続いたのではないかな。このお店はいつ行っても家族連れやカップルで賑わっている地元のイタリアンで、多分リピーターに支えられている。サービスが悪くなればすぐ気づくし、リピーターには気分が相当悪かったはず。多分客足が少なくなっていったんだろう、先日も店内に空席が目立った。

いくら美味しい料理を出すお店でも、店長、シェフ、お皿をテーブルに出すスタッフのそれぞれがバラバラでは美味しい空間は味わえない。そこで働くスタッフも永遠に同じチームワークを組むわけではないし、人の出入りも多いはず。でも食べに行く我々はそんな事情は関係ない、ただそのお店で快適な時間を過ごしたいだけ。お店の運営って本当にシビアで大変だと思う。

でも懲りずに期待を持って再訪すれば、今回のように嬉しいサービスに再開できることもある。お気に入りのお店にはチャンスも与えるべき♪


ワイナリーへ続く道

2008-08-21 22:58:47 | ワイン育
蓼科へ避暑を過ごしに行った帰りに山梨へ。突然の雷雨を避ける為、久しぶりに立ち寄ったのはサントリーのワイナリー「登美の丘」。車で入り口に向かうと、門番?に呼び止められ、「ワイナリー訪問の手順」を説明される。何回訪問しても都度説明を受けるのは、その先のワイナリーのセラードアやレストランに向かうのに一癖ある道を経なくてはならないから。途中、クラッチバックをして坂道をやり過ごす必要があり、これがまたこのワイナリーに来たな、と思わせる。
 初めてレストランに寄り、遅めのランチを取って、雷雨をやり過ごした。

光をふんだんに取り入れた南仏カラーのお店で、ワインは注文せずともゆっくりした時間を過ごした。



雨上がりの丘を後に駐車場に向かう途中に振り返ると、夏の草花が咲き乱れるワイナリーへの道が目に留まった。

以前訪れたトスカーナのワイナリーのように自然が美しかった。ワイナリーへ来ると、自然からテラピーを施された気持ちになる。
 
 セラードアで今年のブドウの具合を聞くと、初夏に降った雨も功を奏しているとのこと、あとは収穫時の天候がよければいいのだけど・・とのこと。帰ってきて最近、雷雨も多く、降水量も多いみたいだけど大丈夫かな。世界中のワイナリーでも、今年の収穫がいよいよスタートしてるみたい。

costoco@多摩境店

2008-07-16 11:07:05 | ワイン育
コストコへ入店する際には顔写真入りの会員カードの提示が必要。それをチェックするスタッフって女性も男性もなんとなーく恰幅がよくってアメリカン・フレンドリー。このゲートを通過すると、入り口のディスプレイの向こうに倉庫内の高い天井、何メートルものスチールの棚が目に入る。この瞬間にいっきに米国圏内に入った気分になる。この雰囲気、どの店舗も同じでここコストコ多摩境店もしかり。

ワイン売り場はいつもお店のいちばん奥。お肉やお魚、ベーカリーの近くにある。ダースやガロン単位の食料品、雑貨がウリのコストコも、ワインはさすがにはそうはいかない。強いていえば、BOX WINEも展開しているオーストラリアのワイン「Hardys」の5㍑があるくらい。3㍑のは見たことがあるけど、ボトルにしたら6,5本分というボリュームはさすがに日常的に消費するのは大変かしら。

ワインは欧米、オセアニア、新世界などバラエティ豊か。デイリーワインが楽しく購入できて嬉しい。特にコチラ、スパークリングワインの種類が豊富なところが好み。

シャンパーニュからプロセッコ、カヴァなど種類も豊富。コストコのプライベート・ブランド「カークランド」のロゼ・シャンパーニュまである。ヴーヴクリコのイエローラベルはこの値。わりと良心的。



全体的にあくまでもコストコのセレクションで、日本で見かけないものも多いのがコストコのワイン売り場。今回初めて発見したのはコチラ。

南オーストラリアの白ワインのベビーボトルのセット。3000円くらいなんだけど、飲み比べるのも面白いし、ちょっとだけ飲みたいときにも活躍しそう。



コストコを出る際にも、恒例のスタッフのチェック。誤清算を防ぐための作業だそう。レシート&購入品をスタッフにみせてカウントしてもらう。だから、商品をレジで購入したあともマイバッグに入れることができない、これがちょっと使い勝手の悪いところ。が、今回はちょっと得したことも。この出口のところにコストコの掲示板があって、そこにはまあお店のいろんなインフォメーションが貼ってあるんだが、最寄のスタンドでガソリンを入れると割引になるとの情報を発見♪㍑につき4円割引になるんだけど、これってスゴイ。今度はガソリン空にして行かなくっちゃ。


セレブなフルーツ盛り♪

2008-06-24 06:34:43 | ワイン育
石垣島に住む友人から届いた宅急便は「ピーチパインとパッションフルーツ」。このピーチパイン、片手に乗せられるくらいの小ぶりなサイズ。「ミルクパイン」とも呼ばれていて、形も味もパインの甘みがぎゅーっと凝縮された贅沢なパイナップルという感じ。まだ手に入りにくいみたい。食べてみると、美味しい♪水水しい果肉を口に入れると、体中に糖分が行き渡る。冷たいフルーツなのにホクホクな幸せを感じてしまう。熟れを待って玄関に飾ると、スイートな香りに出迎えられ、「ただいま」が楽しくなる。




石垣島といえば最近よく雑誌で見かけるのはパンなど食に関しての記事。こだわりを持ったお店がオープンしているらしくうらやましい限り。ワインからウイスキーまで何でもOK♪な友人に住み心地を聞けば「熱帯魚は締まりがなくてイマイチ」と意外な応答。彼女の以前の住まいは静岡の清水市・・・そりゃコチラには敵わないでしょ。

その一週間前には山形に旅行した友人が「佐藤錦」を届けてくれた。「チェリー♪チェリ~♪ワインにも合うよ」とのコメント。このさくらんぼの酸味と甘み、たまたま飲んでいたオーストラリアのセミヨン&シャルドネを合わせてみたらなかなか合う。

こんなに自然の恵みの贈り物届けられるのは、娘1才の誕生日に合わせてなのか・・・とにかくゴージャスなフルーツ盛りに囲まれてセレブな娘だ。1才の誕生日にはベイビーに一升餅を背負わせて「一生食べ物に困りませんように」と願うのだが、我が娘にはシャンパーニュを背負って頂いた。「一生シャンパーニュに困りませんように」と願いを込めて。シャンパーニュの周りには美味しいものがいっぱい、決して食に困ることはないはず♪

Life is so nice with Bubble♪

2008-06-24 05:49:11 | ワイン育
手帳をめくっていたら過去に走り書きしてあったメモは、「Life is flat without Bubbles.」。数年前オーストラリア、シドニーのワイナリーで出会った言葉。うーん、いいセリフ。

先日、結婚記念日に外食しようと思ったが、小さな娘を託児出来かねて自宅で祝うことに。ケータリングでにもしてゴージャスに祝いたかったが、デパ地下にてセルフケータリング♪することになった。飲みたいワインを指定して、「コレに合うお惣菜は?」と予めとあるデパ地下にメールで問い合わせると、親切にすぐ返信が。いくつか提案頂いたので、取り合わせて購入。最近トーキョーのデパ地下は敷居が高くなって、もっぱら持ち合わせのワイン会などでおつまみを購入する程度しか実際には購入しない。お店のラインナップはスペインのタパスの専門店、イベリコハム専門店、日本料理も料亭プロデュースの斬新なお惣菜店・・・・なんともバラエティー豊富。こんな機会にザクザクと欲しいお惣菜を買い漁る♪のは楽しい。

で、飲みたかったワインがシャンパーニュ「Jacques SELOSSE」、ジャックセロス。今まで飲んだ記憶がなくって、知人が美味しかったと賞賛していたのでネットで検索したら在庫ありとのこと。「ブラインドで飲んでもコレとわかる」といわれるこのワイン、なるほどこのガツンとしたインパクトはヴィンテージ・シャンパーニュのよう。ビオデナミの畑で育てたブドウを樽で発酵させて作る、個性的な作り。よくいう、「きめ細かい繊細な泡が立ちのぼり・・・」という表現とは違う。以前シャンパーニュの生産者に話を聞いたとき、「樽発酵は不衛生だから賛成できない」とおっしゃっていたが、技術を要する作業でもあるのだろう。今回は少し残しておいて、翌日また飲んでみたら、aged wineと表現できそうな芳香に。飲めば泡も落ち着いているから作り方さながらますます白ワインのよう。とにかくこのシャンパーニュは食前に飲むワインではない・・・いや食中もしかり?

予想以上の飲み応えのあるシャンパーニュだったが、それを想定してさわやかな伊のスパークリング、プロセッコを先に開けて大正解。すっきり爽やかな泡で購入してきたお惣菜をテーブルに並べて、そう、Life is so nice with Bubble♪な夜のスタート。

最高のアペリティフ

2008-06-19 14:24:24 | ワイン育
「アペリティフの日」が始まって数年、今日も大きなイベントが開催されているはず。雨が降らないとよいのだけど。

さて先日のこと。結婚10周年という記念日に、ワインを開ける前にどうしても飲みたかったのは1998年に作った梅酒。もうワインボトル半分くらいしか残っていない。
アペリティフに友人が結婚祝いに作ってくれたグラスにそそぐと、涼しげなグラスとは対象的にブランデーのような色、とろりとした粘性。むせるようなアルコール感はなくって、年を経てまろみを演出していた。コクリと飲んで、思い出すあの日。・・・結婚式の準備や引越しを仕事の合間をぬってせっせとこなし、やっとの想いで手に入れた青梅。キッチンの隅で、大事に一粒ずつ洗って拭って、ビンに詰めた。

今年も青梅が出回っている。いまだビンテージ2008年となる青梅たちには巡り合ってない。

ジゴンダスのロゼ

2008-05-15 11:52:16 | ワイン育
先日、以前南仏で買ったワインを開けた。ジゴンダスのロゼ、2002。
晴れた初夏のほてった体に、夜食卓にロゼがあると、すーっとカラダに浸透する感じ♪

このワイン、テイスティングして美味しかったから購入したものの、持ち込む機会を逃し続けてセラーの中でずっと寝かせていた。飲み頃を過ぎてしまっているんじゃないかと不安だったが、とんでもない。とても美味しいじゃない♪寝かせておいて年代を感じる白ワインのような、落ち着きをみせていた。好きだなあこういうの。
ロバート・M・パーカーのワインガイドを見ると、「ジゴンダスのロゼは生産量は少なく、質がよいのにリーズナブル」とのこと。おっしゃる通り♪

ジゴンダスってなんだかスゴイごっつい名のAOC。ローヌ地方は南部に位置する。プロヴァンスからは車で3時間弱。この地名、「楽しみ」っていう意味らしい。
 赤ワインはグルナッシュが主体。ジゴンダスでは、グルナッシュが最高80%まで、シラーかムールヴェードルを15%以上使用ずることが義務付けれている。岩山のようにごつごつした坂道を車で登ってたどり着いたお店でワインを3本購入した記憶が残ってる。そのときこのロゼを購入したんだけど、他の赤ワインはまた、強い陽射しによる豊潤でスパイシー。

このお店というのがジゴンダスのワインを集めて販売してるところで、いうなら「ジゴンダス・地ワインセンター」といったところか。そんなに大きなAOCではないので個々のワイナリーで販売するより、こういうお店があると便利。試飲もたっぷりさせてくれるからお気に入りの一本を探すことができる。


caveau du gigondas

コルクの種類

2008-04-16 11:55:47 | ワイン育
先日開けたワイン、コルクがプラスチック製で色はワインレッド♪こんなのはじめて。思わずカメラに納めたのだげど、光の加減で色がうまく伝わらないかしら。

昨今のコルク事情はどうなってるんだろう。スクリューキャップのワインは日に日に増えていると実感。ニュージーランドではすでに90%のワインがスクリューキャップと聞く。日本のワインメーカーもしかり。

現在ワインの栓って4つの種類がある。①天然コルク②圧縮コルク③プラスチック製コルク④スクリューキャップ。これに加え、スパークリングワインになると、最近は王冠栓(ビール瓶の栓)なんてのもある。天然コルクとはご存知「樫の木」から作られたコルク。プラスチック製とは石油が原料。ゴムみたいだけど硬い。

圧縮コルクとはは、コルクを粉末にしてからノリを混ぜて圧着したタイプのもので、均質なのが特徴。シャンパーニュの栓がコレ。



思うに、毎日飲むワインに限っていえば、コルクって開けやすさより仕舞い易さもポイントなのかしら。飲み残して仕舞うときに再び栓をするけど、そのとき天然コルクやプラスチック製などだとボトルにしっくりハマらないないこともしばしば。セラーの中で翌日漏れてたりすることも・・。そういう意味ではスクリューキャップは開けるにも仕舞うにも優れているのかしら。もちろん飲み残したワインは専用のワインキャップを使うのがベスト。



ワインの歴史は長く深いけど、昨今ふと開けたコルクに焼印されてるのはワイナリーのウェブサイトだったり・・。

ワインっていろんな時代を生き続けてるのね。



Kincaid's @honoruru

2008-03-31 11:59:12 | ワイン育
ホノルルで楽しくディナーを楽しみたい♪皆様そう思うだろうが、なかなかうまくいかないのが現実。いざ行ってみたら日本人とばかりに愛想も悪く、サービスチャージは自動的に加算されてたり・・・。ちなみに2年ぶりに訪れた今回も、レシートに勝手にサービスチャージが印字されていてびっくりなお店があった。それは15%を加算していたんだけれど、ワインも注ぎに来ないし、とくに我々のテーブルを気にしているわけでもない愛想の悪い女性が担当だった。そんな彼女に、ポンっと本日の御代を請求されても納得のいくわけがない。当然、「これ、書き直してもよい?」と端数をバッサリ切り捨てちゃった♪

そんなことが予想されたから、余裕のない今回は一日目のディナーを日本で予め予約を済ませてから旅に出た。ワイキキで日本人にまみれてご飯を食べたくなかったから、いろいろ調べ、決めたのがコチラ。タイトルのお店、「Kincaid's」。サンフランシスコで通っていた大好きなシーフードレストラン。ホノルルにもお店があるのは知らなかったから嬉しいかぎり。
スターターとして出てくるパンが名物。ガーリックバターのかかったハーブブレッド。もちもちの生地に熱々のガーリックバターソースがたまらない。コレで突き出しのお皿として一人5ドルのチャージをとられるんだけど、文句なし。皆これを楽しみに来店してるのだから。ちなみにノーマルなパンを食べたいとリクエストすればただの美味しいハーブのパンをサービスしてくれる。
このパンと、とりあえずのローカルビールでお食事がスタート♪

カニ好きな私がこのお店を好む理由。蟹を使ったお料理が美味しいの。キングクラブを使ったディップは前菜に。アーティチョークとオニオンの風味が効いて濃厚♪クラブケーキ
はコチラ。


蟹の身がしっかり入っていてほんわり&カラリっとした仕上げ。久しぶりの味を堪能して満足。もちろんワインのラインナップもしっかりしてる。ワインリストは品種別に明記されてるから頼もしい。カリフォルニアワイン、北米ワインからフレンチ、イタリアン、南米までのバリエーション。しかもリーズナブル。テーブルを担当してくれた女性はワインがお好きで、話が盛り上がったのは言うまでもない♪今回は2回もお店に伺ったのだが、同じ女性がサービスしてくれてとても楽しかった。


今回お店を予約したのは「Open Table」というサイトから。細かいリクエストは、コメントを打ち込めばOK。スムースな対応は電話などヒトを介してより楽チンで手早い。
ちなみにコチラのサイト、日本のレストランの予約も受け付けている。横浜、東京の61件が登録されている、外人をターゲットにしてる感じがあるかも?




kincaids
open table.com