売れない作家 高村裕樹の部屋

まだ駆け出しの作家ですが、作品の情報や、内容に関連する写真(作品の舞台)など、掲載していきたいと思います

南木曽岳

2012-07-20 11:19:13 | 旅行
 昨日、長野県の南木曽岳に行きました。

 南木曽岳は、『幻影2 荒原の墓標』の舞台の一つになっています。

 梅雨明けし、今なら最後の校正に間に合うので、実際に見に行ってみようと思い立ち、急遽登りました。

 しかし、最近あまり体調がよくなく、弥勒山等の低い山しか登っていなかったので、結果的には少し無謀だったかと思いました。

 1時間ぐらい歩いていると、まず左脚のふくらはぎが吊りました。こむら返りです。

 激痛でしばらく歩けなくなりましたが、回復したので、登山を続けました。この時点で引き返すべきだったかもしれません。

 これ以上脚に負担をかけないようにと、ゆっくり歩きましたが、“巨大樹の森”を通るころには、大事にしようとして、不自然な歩き方をしたせいか、左右の太股の筋肉がけいれんを起こしてしまいました。その後、何度も太股の筋肉を痛めました。ここまで来ると、もう下りるに下りられないので、頂上付近の小屋で休憩し、マッサージをしようと、そのまま登山を続けました。

 頂上付近は非常に眺めがいいところです。中央アルプスを始め、北アルプス、南アルプス、恵那山などの景観が素晴らしいです。ただ、昨日は天気が下り坂で、雲が多く、眺めは今一歩でした。

 下山時、また太股の筋肉を痛めました。いくら脚に負担をかけないよう、ゆっくり注意深く歩いても、急峻な南木曽岳は、痛めた脚で登れるような甘い山ではありませんでした。

 おまけに下山途中から雷雨となりました。雨に対する準備はきちんとしてありますが、雨で登山道がぬかるみ、滑って転倒すると、今度こそアキレス腱を切るのではないかと、十分に注意して下りました。

 結果としては無事下山できましたが、あのような状態で、よく無事に下山できたと、自分でもあきれています。

 しかし、はっきり言って無謀な登山でした。何度も登っており、よく知っている山なので、何とかなるだろうと甘い判断でした。それに、以前は簡単に登れても、年齢による衰えはいかんともしがたいです。

 いきなり厳しい南木曽岳に登るのではなく、猿投山、鈴鹿の山と順を追って、慣らしておくべきだと思いました。

 一昨年の秋に、鈴鹿の入道ヶ岳に登りましたが、南木曽岳は入道ヶ岳よりはるかにグレードが高い山です。

 しかし南木曽岳に登ったことは、作品に反映し、よりよい作品にしたいと思っています。

  
 登山口にある表示です。いよいよ十数年ぶりの南木曽岳登山です。

   

 “巨大樹の森”です。樹齢400年(推定)のミズナラなど、巨木がたくさんあり、幻想的な雰囲気です。

  

 中央アルプス北部の山並みと、御嶽山です。残念ながら、雲が出てきて、眺望は今一歩でした。『幻影2』では、天気がよく、素晴らしい景観だった、ということになっています。

 

 頂上付近の展望台です。頂上(1677m)は樹林に囲まれており、展望はありません。昨日は脚を痛めていたので、さらに15分歩かなければならない頂上には寄りませんでした。頂上より、昨日行った展望台のほうが、わずかに高いようです。
  

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