こどくだけど
うれしい
わたしはうれしい
いまのわたしになれたことがうれしいのだ。
めをつぶると
こんこんと
いずみのように
ほんものわたしが
うれしい うれしいって
わたしのかわとほねにひびいてくる。
くるしいからいきることもあろう。
しかし
わたしは
うれしいから
きょう
いきようとおもうのだ。
わたしはこどくだ。
わたしはわたしのせおうせきにんを
みずからせおい
だれもできなかったことに
いどみつづけてゆく。
ただただ。
なんのほしょうもないけれど
ほしょうはわたしがしてゆく
なぜなら
たちあがろうとしてゆくわかものがいるから
全力で次の世代にバトンタッチをする
それこそが過ぎ去るこの世代のつとめだろ。
安易にとしをとり閑のんとした時間をすごせないのだ。
わたしは全力でわたしにかかわるひとを
たすけていきてゆく。
まいあさ
わたしは日本のいろいろな場所でめをさます
その日に会う人に全力でかかわり
つぎのひにわたしは2000キロはなれた場所でめをさまし
その土地の人と全力で接する
それもまた疲れてしまった。
日本のすべての知らない街が
ご近所に感じるわたし
わたしは愛にのみ生きたい。