怒れる中年

あなたは怒ることを忘れていませんか?  ①なんで借金しなければ勉強できないの! ②働きたいのに預ける保育園が無い、えっ!

角館の桜と、水沢の高野長英記念館

2009年04月28日 | 旅行記

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09年4月25~26日、角館から水沢にまわってきました。よかったー。

忙しさでテンテコマイだったのですが、ぜひ一度は行ってみたいと思っていたので、えーいとばかりに出かけました。

角館のしだれ桜は葉桜になりかけの状態でしたが、町の人たちが武家屋敷と桜を守っている気持が伝わってくるようで、雨模様のこともあり、静かな感動の半日でした。

翌日は車で秋田から岩手にまわり、めったに行けない水沢に寄りました。念願だったのです。若いころに読んで感動した高野長英の記念館を見学しました。

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高野長英は明治維新前の医学者・蘭学者であり、兵学の研究なども当時の第一人者だったようです。渡辺崋山などとともに「蛮社の獄」で投獄され、その後、脱獄したが、明治維新の18年前に幕府方に捕えられ、舌を噛み切って自殺したと言われています。

記念館には地元の小学生たちの寄せ書き様のものもあったりで、地道に高野長英にまなぶ活動が続いているんだなあと、日本も捨てたもんじゃないと思いました。

高野長英記念館のホームページは、

http://www.city.oshu.iwate.jp/syuzou01/

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夜中のブーゲンビリア

2009年04月24日 | 日記・エッセイ・コラム

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 この葉っぱだけでは分かりませんよね。これはブーゲンビリアなんです。

南洋の植物なのでお陽さまが大好き。山形では苦労しているようですよ。

 もうこの地に来て4~5年、寒さにはだんだん耐えられるようになったかも。

 でも、太陽がないと、からっきしだめな私なんです。陽にあててもらえば、ピンクの花いっぱいに、みんなを楽しませられるんですが、もう室内だけで太陽さんを見れないと、すぐにこんな姿に。

 でもでも、この次、みなさんにお目にかかる時は艶やかな私を・・・。

 今日は小さな保険代理店の給料日。一応、社長になっている自分の仕事の一つが給与に責任を持つこと。毎月の給与計算はなかなかに大変。

夜中から始めて、まだ終わらない。今は朝の6時、気分転換にちょっと書いてみました。

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がん早期発見のためPET検診に

2009年04月18日 | 日記・エッセイ・コラム

 一昨日、2009年4月16日、がんの早期発見のためにPET検査に行ってきました。

 この日は自分にとって、記念すべき日になるかもしれません。何もなければ、今までの不安を、とりあえず一掃の記念日に。あるいは、がーんとショックを受けた記念日に。

 山形でPET検診ができるのは山形済生病院だけ。一回の検査に10万、12.5万、18.5万の3コースがあります。3年ほど前、「えーっ」とその高いのに驚き、とても受けられないと諦めました。

 でも、がんは不安です。特に、10年前までタバコを1日60本も吸ってきたための肺がんや喉頭がんの不安。最近ふえている大腸がんも不安です。ちょっと便秘がちになると「もしかして大腸がん?」と思ってしまいます。今の仕事も悪いんです。がん保険や医療保険も扱っているため、毎月のように「がんと診断された…」などの話が入ってきます。

 お金も問題ですが、自分が、がんだと分かった時に仕事をどうするかも問題でした。自動車保険の継続や事故の対応をどうするか…など考えると、とてもPET検査に足を運べませんでした。

 でも、1年前から営業社員が入社し、なんとかなりそうに。お金も、「もったいないからと悩んでいて手遅れになったら、かえって大変じゃないか」と、「えーい!」と踏ん切りをつけて検査に行くことにしました。

 私の場合は12.5万のコースに。実際は胃カメラを除き、11.5万でした。

 PET検査とは、がん細胞が正常細胞の3~8倍のブドウ糖を消費するという性質を利用したもので、ブドウ糖に似た検査薬を静脈に注射し、その集まり具合を調べるものらしい。PETとCTが組み合わされた最新鋭の診断機械PET/CTを使う検査。1回2~3時間の検査でほぼ全身のがんの健診が可能だというから凄い。

 4月16日、朝9時00分に病院に行き、終わったのは12時30分。特に苦痛もなく、意外に簡単。結果は5月1日に聞きに行くことになりました。

 ウーン、どうなることでしょうか?

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未来に残したいジャズ喫茶

2009年04月13日 | まち歩き

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天童市の「らぐたいむ」、10年ほど前から、ときどきコーヒーを飲みに立ち寄っている。気がねのいらない小さな(マスターには失礼)喫茶店。奥さんと交代でカウンターに立っている。

雰囲気は、私が東京にいたころの学生時代のジャズ喫茶、なつかしーい! 

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この前、仕事帰りにのぞいたら、ジャズを歌ってるという某高校の先生に会った。ジャズ仲間が集まり、時にはイベントもやるらしい

もうほとんど見かけないようになったお店。今どきは、あまりお客さんが入らないかもしれないが、でも、未来に向かって、どうしても残したいお店。一度、のぞいてみてくださーい。

「らぐたいむ」の電話番号は、023-654-8075

         住所は、天童市久野本4-15-20 矢萩ビル2階

         営業時間は、午後2時~午後9時ころまで。

  ▼ 「らぐたいむ」のホームページは http://www.catvy.ne.jp/~ragtime/index.htm

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言いっぱなし、聞きっぱなしの疑似対話

2009年04月08日 | 日記・エッセイ・コラム

 つい先日、うち(保険相談所)の事務所に来店されたお客様Kさん、30代女性、わりと無口な方なのですが、めずらしく彼女のほうから「きれいな事務所ですね」「新しいから違うね…」と言い出しました。

 つい嬉しくなって私が言った一言は、「みんなで掃除してるんですよ。でもトイレが一番きれいなんです…」と。

 どう思いますか、この受け応え? 私は、何日間も、ずうーと「何かおかしい、何か間違ったのでは?」と思ってきました。

 昨日、こんなことに気付きました。私の応え方には、その中心に居るのが自分になっているということです。

 相手のKさんの気持ちや考えを中心に置いて受け応えするとすれば、「そうですか、嬉しいですねえ…」と、まずKさんの気持に応えることではなかったのか? そのうえで「みんなで掃除してるんですが、どこでもきれいにしようとしてるんじゃあないですか?」などとKさんに問いかける・・・。こんな風な相手への心遣いがあってこそ、対話が成り立つのではないかなあ。私の場合、あまりに自分の考えや主張を出したがり、相手との対話ではなく言いっぱなし、聞きっぱなしになっているのではないか。

 だから、その時の話は「トイレがきれい」の私の一言で途切れてしまったわけです。

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ああーっ、ボコッ! 自分が事故です

2009年04月05日 | 日記・エッセイ・コラム

3月25日、自宅兼事務所の前、夜の8時ころ、駐車場から出ようとバックした際、向い側の家に来たお客さんの車が路上駐車していたのに気づかず、ボコっとぶつけてしまった。ああーっと思った時には遅かった。相手の車は買ったばかりの新車らしく、こっちだって中古だけど2年前に買ったアリオン、がっくり。

26日の口座引き落としに間に合うように、自分の保険料などの入金に銀行へ行こうと焦っていた時の事故でした。ふっと「後ろに車居なかったっけ?」と気になったのに。

損害保険の仕事をしているんだから、自分の保険料くらい早めに入れておけばいいものを、「いそがしい、いそがしい」とぎりぎり人生を歩んでいるからの事故かなあ、やっぱり。

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定額給付金いりません

2009年04月03日 | 世の中これでいいの?

麻生太郎君へ

                                                 

あなたが多くの国民の声を踏みにじり、強引にすすめている定額給付金、私はいただきません。

                               

なぜなら、

                    

①それは私たち国民の血税だからです。1円も無駄にはしてほしくありません。「家族でおいしいものでも食いに行きますよ。わっはっは」などと使ってもらっては困るのです。

                     

②どこに使ったらいいのか困ってるかのような大盤振る舞い、開いた口がふさがらないとはこのことです。きっと、この大盤振る舞いの中で、国民は12,000円にほっと一息ついているのに、隠れたところで大儲けをしている「立派な企業」や「お偉いさん」がたくさんいることでしょう。

                

③12,000円のお返しが目に見えるからです。太郎君、あなたは軽々しく消費税値上げを云々してませんか。今回の定額給付金もそうですが、あなたにはこの日本の国を、黙々と働き支えている国民の呻きが聞こえないようですね。 私は12,000円をいただかないと同時に、消費税の値上げも賛成いたしません。私たちの血税を、もっと大切に、そしてもっと有効に使うべきなのです。      2兆円をばらまく前に、私に3,000億円をください。私には、ぜひ使いたいところがあるんです。

                         

 2007年の4月、日本という国として「がん対策基本法」を制定しましたよね。国をあげてがんとの闘いを始めるということだったのではないでしょうか? 自身がん患者でもあった故山本孝史参院議員などの努力が大きかったにしても、麻生太郎君、あなたも含めて、この法律の制定に賛成したのではないですか?

                                                   

 それから2年、私は保険の代理店としてがん保険を扱っていますから、普通の人よりも多くのがん患者の方に接していると思うのですが、がん患者の方々の苦悩は、私などには思い及ばぬものがあります。毎年30万人を越える方々が、万感の思いとともに亡くなられています。そして、その何倍もの人々とご家族が、がん治療だけでなく、生活の不安に苦しんでいるのです。この世界第2位の経済大国で、がんになっても、安心して治療に専念できないのです。おかしいじゃあないですか!

                   

 私に3000億円を使わして下さい。12,000円はいりません。

                        

 そのがん患者のみなさんにとって、画期的な治療法の一つと言われる重粒子線治療施設の建設がすすんでいません。私の住む山形県でも2010年から建設の計画があるとのことでしたが、建設費300億円と言われる資金不足のために頓挫しているようです。

                            

 麻生太郎君、あなたが使い道に困って大盤振る舞いしようとしているのなら、私に3,000億円を下さい。

           

 重粒子線治療施設は、全国に10か所の建設計画があるとのことですから、建設費の半額の補助に1,500億円を使いましょう。残りの1,500億円は技術者の養成など、そのソフト面に使いましょう。

 いかがでしょうか?

 今も脳裏から離れない光景があります。女性のがん患者のEさん方を訪ねた時のことです。現場の実態を知ってもらおうと、某保険会社の営業社員にも同行してもらいました。

 彼女は26才で大腸がんの告知を受け、「5年生存率60%だと言われた」とのこと。手術から1年後の1昨年、再発して入院。腹部リンパ節と脾臓を取りました。

 彼女には小学生の長男と夫がいます。 7年前ころ、夫婦二人で頑張ろうとの思いを込めて新築住宅を購入しました。その夢と希望が、がんという難病のために破壊されようとしているのです。

 その彼女が「がんだからといって、自分を特別だとは思わない。犯罪犯してがんになったわけではないから、がんを隠したりする必要ない。恥ずかしいことではない。何回もの手術で腹にたくさん創(きず)あるのに、ビキニ着て海にも行った。だからこうやって笑っていられる・・・」と言うのです。

                              

 一緒に行った保険会社の社員が度肝を抜かれたのは、次のような彼女の言葉でした。

 2度目の転移の心配が話題になった時、彼女はこう言いました。 「いいのよ、がんで再発しなかったら、うちは食っていけないんだから」 「がんになって保険金もらう、それで何とか暮らせるのよ、あははっ・・・。」

  実は、Eさんは、自分の万一の時に備えて、だんなさんや子どもさんの医療保険やがん保険、死亡保険を入念に見直しています。かわいい子どものことを考えれば、「がんになったほうがいい・・・」と言う彼女の心の内はどんなでしょう・・・? がん患者の彼女にここまで言わせる日本という国は、これでも「先進国?」

             

  いったい“国”とはなんでしょうか?

  この世界恐慌で、Eさんの職場は次々と人が減らされ、出勤してもトイレ掃除と草むしりだそうです。抗がん剤治療など、医療費にも苦労しているのに、この上、先が見えないのでは、一体どうしろというのか。<  この国民的病に対して、国はもっともっと支援をしていかなければなりません。

                                    

 再度、言います。

 「2兆円もの定額給付金をばらまく前に、私に3,000億円をください。」「日本という国が、まず使わなければならないところがあるんですから」

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ブログ人、はじめました。

2009年04月03日 | 日記・エッセイ・コラム

ようやく、OCNブログ人でブログをはじめました。最初にFC2でブログをつくったのですが、広告が入り、アクセスしてくれた方に迷惑をかけては・・・と、解除しました。

次に、どのサービスでブログをつくるか、まったくブログと無縁に過ごしてきたもので、皆目見当がつかず、何人かに教えてもらい、OCNでつくりなおしてみたわけです。もし、ご迷惑をかけるようなことがありましたら、ご連絡ください。

このブログでは、いつもの“肩こり”から、できるだけ離れて、本音をぶつけていきたいと思っています。なんでも、気付いたことやご意見など、教えてください。

ドメイン名は「人、未知なるもの」です。そして「有限は無限」と続けたかったのです。何十年か生きるにつれ、人生の奥深さにしばしば感動させられます。そんな思いをドメイン名にしたものです。これからなかよくしてください。

        09/04/03  東海林正弘

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