怒れる中年

あなたは怒ることを忘れていませんか?  ①なんで借金しなければ勉強できないの! ②働きたいのに預ける保育園が無い、えっ!

“天”は時として過酷だ

2009年05月30日 | 日記・エッセイ・コラム

 今日、うちの事務所にみえた年配のAさん、急に痩せたようなので「Aさん、やせたんじゃない?」と声をかけた。

Aさん:「うん、癌になったんだ」「もうなにもかも終わりだ・・・」

わたし:「えーっ・・・」「どこが悪いの?」

Aさん:「胃だよ、胃癌、胃癌・・・」

・・・・・・・・・

 Aさんは、2年ほど前に奥さんを癌で亡くしたばかり。当初は見る影もないように落ち込み、なかなか立ち直れずにいたが、最近ようやく、少し元気になったかなと思っていたところ。

 人間、いつかは天命をまっとうしなければならないにしても、Aさんのこの数年は哀しい。奥さんと一緒だったころのAさんの威勢の良さが昨日のようだからこそ、なおのこと。

 そして、楽しかるべき老後を暗いものにしている大きな要素が老人の孤独という社会の問題。多くのお年寄りが孤独な心を抱いている。もしかしたら、老人だけでなく、若い人も、働き盛り世代も、かも。

 ひとりAさんの問題ではなく、今の日本という国がおかしい。

  ・・・・・・・・・

 Aさん、癌でも、闘病しながら“元気に”生き抜いている人はいっぱいいるよ。うちのお客さんにもいっぱいいるんだ。大丈夫だよ、ほらいつものように元気出して! 

 あんまりしおれていると、あっちに行った奥さんに笑われちゃうよ。

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記事の追加、ちょっと待って下さい、肩が肩が・・・

2009年05月28日 | 日記・エッセイ・コラム

肩が痛くて記事を書くのが大変なんです。記事の追加はちょっと待って下さい。

2月にスキーで転んで、膝をひねりました。

お客様宅を訪問しても、膝をかばって正坐をせず、胡坐をかいていたら腰に来て、腰が悪くなったら肩にきて・・・。

最近、徐々に足腰の痛みは良くなっているんですが、肩の痛みがひどい。ホームページやブログなど、無理がきかないので書けていません。悪しからず。少し休ませていただきます。

みなさんも、健康に気をつけて下さい。

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酒気帯び運転でも免許取り消し、欠格2年!

2009年05月19日 | 損害保険・生命保険の窓

 知ってましたか? 6月1日から「改正道路交通法施行令」が施行されることを。

 大きな影響があるようです。特にお酒を飲む人、その関係の仕事の人たちに。

 年に数回くらいは外で酒を飲むこともある私として、びっくり仰天したのは酒気帯び運転の厳罰化です。呼気中アルコール濃度が0.25mg/?以上の酒気帯び運転でも、即免許取消し、欠格期間2年、なのですよ。

 これでは、夜の2次会、3次会などで12時頃まで飲んでいたら、翌朝でも、たちまち免許取消しなのでは・・・。ここ山形では、生活するのにも、仕事にも、車は欠かせません。2年間も免許を取れないのでは、一体どうなるの!

 お互い、よくよく注意したいものですね。

 余計なことかもしれませんが、ちょっとお知らせしました。お役にたちました?

 なお、うちの事務所では、早速、写真のような検知器を買いました。

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白岩義民① 「寛永白岩義民」 371年祭

2009年05月12日 | 白岩義民

 郷土の至宝 “白岩義民” について、少しずつ勉強していきたいと思っています。

 このまま埋もれさせてしまってはいけない、との思いからです。そして何よりも、子どものころから心のどこかに、自分たちの誇りとなっていたからです。

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 5月10日、寛永白岩義民371年祭が、鎮魂の碑が祀られている白岩誓願寺にて、しめやかに催されました。

 10人ほどの年配の女性たちの御詠歌で始まり、静かに鋭く鳴らされる御詠歌のかね(持ち鈴)、和尚様の読経・・・と続く中で、極刑に処せられた多くの義民と一揆に立ち上がらざるを得なかった白岩の農民の心に思いを巡らしたのでした。

 法要に続き、「苛斂誅求の白岩城主 酒井長門守忠重の生涯」と題して、渡辺為夫氏の講演が行われました。

 この義民祭は、白岩義民顕彰会によって毎年催されていますが、私は数年前から、できるだけ出席しています。そのたびに深く考えさせられます。祖先というか先輩というか、多くの人たちの限りない努力によって今日の自分が生きていられるのだなあと。

 “白岩義民” と言っても知らない方がほとんどでしょう。白岩でも、若い方は知らない人もいるようです。

 旧白岩郷(今の寒河江市白岩と西川町の大部分)に起こった大規模な一揆であり、渡辺為夫氏によれば、寛永10年と15年の二度の山をもつ長期の事件であったとのことです。その犠牲者は、寛永10年に10人前後の獄死や磔刑者を出し、15年には36人もの磔刑など38人におよんだと言われています。

 旧白岩郷の人々がこれほどの犠牲を払ったということは、いかに過酷な支配が行われていたかということです。

 こうしたことなどを、これから徐々に勉強していきたいと思います。

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どじょう君の悲劇

2009年05月05日 | 日記・エッセイ・コラム

変温動物である蛙は、熱湯に放り込むと逃げ出すが、水に入れて徐々に温めていくと逃げることを忘れ、沸騰する頃にはいつの間にか死んでしまうそうです。

“慣れ”の恐ろしさではないでしょうか。人間世界にも似たようなことが一杯ある?

動物や魚クンたちからまなぶことは多い。

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家の横に、田んぼに水を引くための小さな堰があります(写真)。連休始めに堰のどぶさらいをしました。スコップで泥をすくったところ、小さなどじょうが一匹ぴちぴちと跳ねていました。

「あ、かわいそう」と思いつつ、つい泥と一緒に捨ててしまったのです。

その時は、どじょうクンを救うことよりも、「ほら、まわりを見ないで、気持ちいいなどと泥に埋もれていると、こうなっちゃうんだぞー」と考えていました。人間も、身の周りだけ見て、全体を見ないでいると、どじょうになっちゃうぞ。忙しくても勉強勉強…、最近、勉強してないなーと自戒。

でも、今思うと、なんでどじょうクン一匹でも助けなかったのか。俺はおかしい、まだまだだめだなあー。

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“夜のさくらんぼ”の下、散歩もいいですよ

2009年05月02日 | 日記・エッセイ・コラム

今回は、地元寒河江の観光スポット紹介かな。

夜のさくらんぼの花を見たことがありますか? さくらんぼは、今、花盛りなんです。農家の方たちは手入れに大忙しです。今年は花は咲いたが、蜂の受粉がイマイチとか。さくらんぼは高いと言われますが、おいしいさくらんぼを作るには大変なんですね。

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ここは、私の住む寒河江市の最上川沿いにある公園。夜、散歩に行ったら、さくらんぼの花が目一杯の自己主張…。おいしくなーれ。

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