怒れる中年

あなたは怒ることを忘れていませんか?  ①なんで借金しなければ勉強できないの! ②働きたいのに預ける保育園が無い、えっ!

 「収入の1%を困ってる人のために」

2020年09月02日 | 世の中これでいいの?

◇ 外灯を消しに出たら、お月様がまるく輝いてきれいだった。

毎日一回はお空を仰いで大きく深呼吸を2度しています。

だって、せっかくのお空と空気がもったいないもん・・・。

◇ そんな生活の自分が強く訴えたいのが「収入の1%を困ってる人のために」

ということです。

 広島や長崎の被爆者の話を聞いても、福島原発関連の被災者の話でも、あるいはユニセフや国境なき医師団の報告を読んでも、

「これが現実か、ほんとの話か!」と胸が痛くなってくることばかり多いこのころです。

 でも同時に、日本でも、アフリカ、中東でも、世界中のどこでも、多くの人たちが献身的に活動しています。

 日本全国の被災地のあそこでもここでも、ボランティアの人たちが献身的に活動しています。

 社会貢献が特別なことではなく普通のことになりつつあるようです。

 素晴らしいことです。

◇ そんな中で私が訴えたいのは、そして自分もやろうとしているのは、「自分にできる活動をやろうよ」という普通のことです。

そのひとつが「収入の99%を自分のために、1%は困ってる人のために」ということです。

◇ 私が困ってる人のための1%募金を自分のこととして訴えているのは、私のこれまでの人生が多くのみなさんのご支援に支えられていると思うからです。

山形の片田舎から東京の大学に入り4年間の学生生活を送ることができたのは育英会の奨学金(当時月額8,000円支給され、返済するのは無利子の3,000円のみ)などがあったからです。これがなければ大学に入れなかったし、大学に入ってなければもっともっと小さな世界に安住していたと思うのです。

◇ 「ウイズ・コロナ」が叫ばれ始めています

 でも、それは、貧しい国の分まで札束の山でワクチンを買い漁ることではないはずです。

近い将来押し寄せるであろう、あるいはもう来ているかもしれない食糧危機に際して、自国第一で食料を奪い取ることでもないはずです。

 「自分ファースト」ではなく、自分は収入の99%で生活し、常に他者のために収入の1%を確保する。

 誰にでもできる普通のことではないでしょうか。

 常に他者のことを考えつつ自分のことを考えていく、そんな社会であってほしい。

 

 

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「戦争が廊下の奥に立つてゐた」

2019年09月01日 | 世の中これでいいの?

久しぶりのブログ書き込みです。実に今年の2月以来。「なにをしてたって?」

何のことはない、毎日、仕事に追われていたんです!

愚かな⁈

 

長々と書かないことも大切ですね、今日はその実験。

今年の1月、朝日新聞の「日曜に想う」でタイトルの俳句に出会ったのです。

「戦争が廊下の奥に立つてゐた」、

戦時中の俳句弾圧で検挙された渡辺白泉(はくせん)の句だという。

何回詠んでもゾクゾクっとくる。

あなたはどう思いますか?

 

数日前、本屋さんで何気なく見ていたら、暮らしの手帖社の『戦争が立っていた』という本に巡り会ったのです。

めったにのぞくこともないのに、同じ俳句に出会うなんて!!

もう一度、「戦争が廊下の奥に立つてゐた」

あなたはどう感じますか?

 

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収入の99%は自分のために、1%は困ってる人のために

2018年06月06日 | 世の中これでいいの?

「たった1%?」と思われる方もいるかもしれません。

そう、数字だけ見れば「困ってる人のために収入の1%を使う」のはそんなに難しいことではなさそうです。

あなたはどう思いますか?

日本中の人たちが、それぞれの生活に応じて考えるようになったら、もっと世界は少しはよくなるのでは?

この2年ほど少しずつ始めて見ましたが、なかなか気が回らない。

最近、少しだけかかわっているのは、例えば福島原発刑事訴訟支援団、ユニセフ、3.11甲状腺がん子ども基金、原子力資料情報室、国境なき医師団…など。

国境なき医師団は「行き場のない人びとに水を、医療を、届ける」、「あなたの一日50円の寄付」が「栄養失調の子どもたちに毎月45食の栄養治療食を支援できる」と訴えています。

 

 

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相撲協会は暴力根絶に本気なのか! 貴乃花追い出しで幕引き?

2017年12月15日 | 世の中これでいいの?

日馬富士の暴力問題がいつの間にか、被害者側の貴乃花つぶしに走っているのではないか、これが一相撲ファンとしての感想です。

相撲協会も、大部分のマスコミも、本末転倒になっていませんか?

【 第一の疑問 】

貴乃花親方はなぜ語らないのか? 私は、当初「相撲協会に任せたのでは真相解明ができないから、警察・検察の解明を待つと言っているのか」と思っていました。

しかし今は違います。「貴乃花親方の口からは言えないほどの重大問題があるからではないのか」と思うようになりました。そう思わせた出来事が次の疑問にかかわってきます。

【 第二の疑問 】

日馬富士が暴行をふるった現場には白鳳など他のモンゴル人力士たちがいた。彼らが暴行を止められないわけはない。しかし、頭などに10針余も縫うほどの大怪我をするまで止めなかった。

とくに白鳳の行動は訝しい。白鳳なら間違いなく暴行を止められた。それが、すぐには止めず、容認していたのだ。

ましてや、さまざまの報道によれば、日馬富士が暴行に及んだのは「白鳳に対する貴ノ岩の礼儀の無さに腹が立ったから」という。

これでは、番頭格の日馬富士が、親分白鳳の代わりに、子分の貴ノ岩に仕置きを加えた、組員がみんなでそれを見ていた…という構図ではないのか?

さらにこの疑問を大きくしたのが、相撲協会の力士の集まりの場で、白鳳が「貴乃花親方の下では巡業に参加できない、これが力士の総意だ」と発言したという報道です。これは相撲協会始まって以来の出来事です。

白鳳が、なぜ貴乃花巡業部長を、これほどまでに忌避するのか?

貴乃花親方が白鳳の批判をしているわけではないのに!

実は、白鳳は、今回の問題が大きくなれば自分の問題になると分かっているのではないか。

今回の暴力事件の「主犯が白鳳だ」、少なくとも「共犯だ」となれば、これは相撲界全体を揺さぶる大問題となってしまうのではないでしょうか。

第一の疑問の貴乃花親方の沈黙、これはあまりに重大な問題だから貴乃花親方の口からは言い出せない・・・ということではないのか。

こう考えれば、なぜ、相撲協会が遮二無二早期決着に突っ走り、暴力の真相解明を曖昧にしようとしているのか、理解はできないが分かる。

みなさんはどう思いますか。ご意見を下さい。

 

 

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これってあり?・・・弁当など2点(1,059円)を盗んだと逮捕、新聞に実名報道まで

2017年07月30日 | 世の中これでいいの?

最近の日本、ちょっとおかしいんではないの。

国会での安倍首相や稲田防衛大臣、官僚の皆さま・・・めちゃくちゃなことを平然とおっしゃっています。「もっと正直に語れ!」と怒り心頭ですが、同時に、ちょっと身の回りを見回すとおかしいことがいっぱいになりつつあるのでは・・・。

以前から気になっていることの一つが新聞の実名報道。

手元の新聞切り抜きを見ると、スーパーから「弁当など食料品2点(販売価格1,059円)を盗んだ疑い」で「本籍山形市、無職〇〇〇〇容疑者(45)を現行犯逮捕した」(山形新聞2017年5月14日号)という報道が載っています。

地元の地方紙に実名で「窃盗で現行犯逮捕された」と載ったら、立ち直りは難しいのではないか。

書くのだったら、「前科〇〇犯で立ち直りは難しいのでは」「盗んだ背景は・・・だった」とか、もっと社会を良くするためにどうするかを考えさせるように書けないものか?

もし病気で働けず、本当にお金が無かったのなら、ビクトル・ユーゴの『ああ無情』現代版じゃあないかな・・・とも思う。

弱い者、問題のある者に対して、社会が必要以上に不寛容になってきているのではないかと、以前から気になっていました。 

 

巨悪は徹底的に実名で悪事を暴くべきだ。

例えば、安倍首相夫人の何とかさん、加計学園理事長の加計さん・・・これらの人たちはもっとマスコミで実像を明らかにしてほしいし、本人たちも隠れている場合じゃないでしょ! 

しかし、「小悪(コワル)」は立ち直れるように裁いていくべきだし、社会もふところ深く対応していくべきではないのか?

みなさんはどう思いますか。

 

 

 

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「共謀罪」法、強行成立! ・・・安倍首相こそテロを助長している

2017年06月19日 | 世の中これでいいの?

安倍首相は2017年6月15日早朝、「共謀罪法案」を強行成立させた。

それも首相の常套句である「熟議の国会」とは正反対の、委員会採決抜きの「中間報告」と呼ばれる異例づくめの強行手段によって。

安倍首相は「東京五輪を控え、テロを未然に防ぐため」と強調するが、果たしてそうか?

私は、安倍首相のこうした強権的・高圧的手法がテロ防止どころか、テロを助長するものだと思う。

 

今回のことから、私はあのアメリカを思い出してしまう。

「イラクに大量破壊兵器がある」と世界中に喧伝(けんでん)し、世界最強の武力によってイラクのフセイン政権を打倒し、何十万、否それ以上ものイラク国民に犠牲を強いたアメリカ。あの武力攻撃が世界からテロを減少させたのか? 「テロを未然に防止」できるようになったのか?

大量破壊兵器がなかったばかりか、まったくの逆効果であり、今やテロは世界中に拡散しつつあるではないか!

アメリカも、当時、全面協力した小泉元首相も、謝罪の一言もない。驚くばかりだ。

アメリカよ、イラクの民衆に対して、世界の人々に対して、平和を破壊し、戦争とテロを助長した責任を取れ!!

 

安倍首相に言いたい。

「テロ防止」の最良の対策は゛話し合いと説得”、そして゛格差是正と生活向上”だと。

安倍首相のやっていることは真逆そのもの。

「テロ防止の共謀罪法案」は゛話し合いと説得”によって成立したのか?  NO!

庶民の生活は、゛格差是正と生活向上”に向かっているのか?  NO!

首相が勇ましい言葉の裏側で、庶民の生活よりも身内へのバラマキに狂奔していることはあの「森友学園」や「加計(かけ)学園」の問題で明らかだ。

国民の中に、格差と生活苦と分断と憎悪を醸成しつつあるのが安倍政治ではないのか。

これがテロの温床だと思う私が間違っている?

 

2015年2月3日、私はこのブログに「この悲しみが憎悪の連鎖になってはならない(後藤健二さんのお母さん)」という記事を書きました。

「後藤健二さんが虐殺されたことは本当に痛ましく、悲しいことです。二度とあってはならないことです。そして、こうした人間としておこなってはならない蛮行を強行したテロリスト集団に対して、強い憤りをもって抗議するものです。

 新聞報道によれば、後藤さんのお母さんの石堂順子さん(78才)は、涙ながらにこう言ったそうです。

『この悲しみが憎悪の連鎖になってはならないと、心から信じております』(2月2日付けの朝日新聞)。

なんてすばらしいお母さんでしょう。それこそ『目には目を!』とばかりに、テロ集団への憎しみをぶつけてもおかしくないのに。・・・」

このブログを、2015年当時、私は次のように結びました。

「二度とこのような不幸をひきおこさないために、そして世界の平和のために、今こそ私たちにできることは何かを考え、行動する時ではないでしょうか? そして、それは、安倍首相が煽りそそのかしているような『テロリストたちを絶対に許さない。その罪を償わせるために、国際社会と連帯してまいります』(2月1日の首相声明から)という憎悪の連鎖とは異質な人間的叫びだろうと思うのです。」

 

 

 

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「シリア危機 ユニセフ緊急レポート」から・・・あなたはこの現実を直視していますか?

2017年03月27日 | 世の中これでいいの?

先日、ユニセフから『「シリア緊急募金」にご協力ください。』として一通の封書が届けられました。

その表が、この写真です。

「がれきと化した町で、砂漠の避難民キャンプで、6年にわたる紛争に命を脅かされる800万人の子どもたち― 」

 

あなたは、この子と母親を直視できますか?

私は、「大量破壊兵器がある」と喧伝してイラクを爆撃し、多くのイラクの民を殺戮し、そして今日の危機を作り出したアメリカの責任を糾弾しつつも、

自分もまた戦争に加担した日本という国の一員として中東の人たちに心からのお詫びをささげたい。

私たち一人一人には人間としての責任があるのではないでしょうか?

 

「シリア緊急募金」にご協力下さい。・・・との訴えが裏面に印刷されていました。

最近思うのです。

シリア、アフリカなどはもちろん、福島、沖縄、多くの被災地、反原発のさまざまな運動、

「3.11甲状腺がん子ども基金」その他・・・

世界から見れば豊かな日本に住んでいるものとして、

収入の1%をこれら基金に充てることを日常のものとしていってはどうか、と。

自分の収入の1%を、苦しんでいる世界や日本の仲間たちに充てる・・・これは普通のことじゃないの?

賛・否のご意見をください。

 

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戦後70年の「安倍談話」・・・後ろ向きな「謝罪を続ける宿命」論

2015年08月15日 | 世の中これでいいの?

安倍談話で最も気になったのは、この「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。」という一節です。

「えっ何を言ってるの?」と驚き、「これが首相の本音か!」と情けなくなった。

戦後70年に対して、私は首相とまったく違う感慨を持つ。

中国侵略や第二次世界大戦によってアジアなどの多くの国々の民衆に巨大な惨禍をもたらし、また日本の国民に対しても沖縄や広島・長崎の原爆など巨大な犠牲を強いた。それは拭い去ることのできない日本の国の歴史的事実であり、日本の国民が考究し続けるべき歴史的課題ではないでしょうか。

これは安倍首相にとっては、できるだけ直視したくない、早く忘れたい負の遺産に違いないようです。だから「謝罪」は重荷なのでしょう。だから「子や孫・・・に謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」となるのです。

私は昭和20年2月に生まれました。安倍首相流に言えば、ほぼ「戦後」、「戦争には何ら関わりのない世代」です。

しかし私は、過去の日本の侵略戦争という過ちを、一生、自分のこととして受け止めていくつもりです。中国や韓国・朝鮮、アジアの人々に謝罪を続けることは、日本が二度と同じ過ちを繰り返さないために努力を続けることでもあります。そして、日本が、自分の国が、少しでも戦前の道に迷いこもうとしたときには声をあげ、手を上げていく意思表示にもつながっていくのではないでしょうか。

戦前の日本の誤りは単なる「負の遺産」や「重荷」ではなく、私たちにとっては大きな教訓という“歴史的財産”だと思うのです。歴史的財産の核心が平和憲法です。安倍談話では意識的にか、無意識的にか、戦後の平和国家日本の核心である平和憲法を無視しています。

戦前の誤りを直視し、国内外の多くの犠牲者に謝罪し続ければこそ、戦後日本の原点でもある平和憲法にますます誇りと確信をもつことができるのではないでしょうか。

武器や戦争ではなく、平和憲法というかけがえのない志に胸を張って、世界の諸国民に手を差し伸べていきましょう。

安倍首相は戦争の歴史的事実を歪めたり、ことさらに眼をつぶって無視しようとしています。非を非として認められない安倍首相の心の狭さは、悪は悪であると同時に善に転化するという歴史の弁証法を知らないからのようです。

 

 

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「この悲しみが憎悪の連鎖になってはならない」(後藤健二さんのお母さん)

2015年02月03日 | 世の中これでいいの?

 

後藤健二さんが虐殺されたことは本当に痛ましく、悲しいことです。

二度とあってはならないことです。

そして、こうした人間としておこなってはならない蛮行を強行したテロリスト集団に対して、強い憤りをもって抗議するものです。

新聞報道によれば、後藤さんのお母さんの石堂順子さん(78才)は、涙ながらにこう言ったそうです。

「この悲しみが憎悪の連鎖になってはならないと、心から信じております」(2月2日付けの朝日新聞)。

なんてすばらしいお母さんでしょう。

それこそ「目には目を!」とばかりに、テロ集団への憎しみをぶつけてもおかしくないのに。

     

最近のこれらの報道を見るにつけ、私は胸苦しい思いをとり除くことができませんでした。

なぜなら、捕虜となった日本人とそのご家族や友人たちの苦悩・憤りを思うと同時に、どうしても、その蔭に隠されたようなアラブ、イスラムの民衆の嘆き・苦しみ、そして何万何十万もの奪われた生命…のことが頭をよぎるからです。

「イラクに大量破壊兵器がある、その証拠をつかんだ」と、何十倍もの軍事力でイラクを攻撃し、破壊し、殺戮したアメリカは、イラクの民衆にお詫びをしましたか?

その攻撃に追随した当時の小泉首相はイラク民衆に謝罪しましたか?

私は、今回虐殺されたお二人のご冥福をお祈りしますとともに、何万何十万のアラブ民衆の苦悩に深く連帯するものです。

二度とこのような不幸をひきおこさないために、そして世界の平和のために、今こそ私たちにできることは何かを考え、行動する時ではないでしょうか?

そして、それは、安倍首相が煽りそそのかしているような「テロリストたちを絶対に許さない。その罪を償わせるために、国際社会と連帯してまいります」(2月1日の首相声明から)という憎悪の連鎖とは異質な人間的叫びだろうと思うのです。

                                       2015年2月3日 東海林正弘 記

 

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「アンネの日記」などの書籍が破られた・・・こんなことを許してはいけない!

2014年03月02日 | 世の中これでいいの?

驚き、愕然(がくぜん)、しかしそれで終わってはならない。

    

初めは驚きでした。

次に思ったのは、こんな日本に正直、がっかりしました。

そして恐ろしいと思いました。

政府や議会人、政党などの反応の鈍さにもがっかりし、呆れてしまいました。

安倍首相のめざす「美しい国 日本」とは、こんなことが横行する国のことなのでしょうか?

「衣の下の鎧(よろい)」とはこのことです。

     

もちろん安倍首相がやらせたことではないでしょう。しかし、こういう風潮を助長してきたのは安倍首相とその取り巻きなのです。

私は、こんなことがまかり通ってはならないし、これは一種の「焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)」だと思うのです。

【注】 「焚書坑儒」とは「広辞苑」によれば次のとおりです。

 「秦の始皇帝が紀元前213年、民間に蔵する医薬・卜筮(ぼくせい)・種樹関係以外の書をすべて集めて焼き捨て、翌年咸陽(かんよう)で数百人の学者を坑(あな)に埋めて殺したこと。」

 その後、ナチスのヒットラーをはじめ多くの支配者が強権的な支配確立のために「焚書坑儒」に類した蛮行を行いました。これは人間として決して許してはならない非人間的行為です。

いかなる人間の主義・思想や主張も、問答無用の切り捨ては許されないのです。

こんなことがまかり通ったなら、次は反戦や平和、民主主義、反原発などの進歩的な主張に対して、暴力がまかり通ってしまうようになるでしょう。

こんな卑劣な蛮行に、多くの人が怒りの声を上げましょう。

そしてこのようなことが二度と繰り返されない「人に優しい日本」をつくって行きましょう。

    

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