怒れる中年

あなたは怒ることを忘れていませんか?  ①なんで借金しなければ勉強できないの! ②働きたいのに預ける保育園が無い、えっ!

白岩義民にまなぶ会ニュース NO.16

2013年01月26日 | 白岩義民

「白岩義民にまなぶ会ニュースNO.16」を発行しました。前回11月の勉強会報告と今回1月の案内です。

11月は、当時の山形城主保科正之についてまなびました。彼は後に、NHKの大河ドラマで取り上げられている会津藩の初代藩主になりました。

会津では「名君」として敬われているようですが、山形では、白岩一揆を鎮圧するために36人もの百姓たちに対して磔という残虐な処刑を強行した人物です。

どのような経過で? どのような事情によって? その結果どうなったのか? そして保科正之という人物は?

などを勉強しました。

「まなぶ会ニュース」には、当日の「保科正之について」のレポートも全文掲載しています。

    

ちょっとした囲み記事で次のようなことも書いてあります。

「今夜は冷えます。明日は大雪になりそうです。今は暖房の効いた室内で書いていますが、さっきは外で車の雪払いをしていました。ワイパーも凍りついていました。そんな時、ふっと思い浮かぶのです。『こんなとき、中世の頃の白岩百姓、私たちの先祖はどうしていたのか?』 『身体を寄せ合って寒さに震えていたのか?』 『ひもじいお腹を抱えて…』 」

  ニュースの全文を掲載しますので、ご覧ください。

「giminn16.doc」をダウンロード

コメント

元巨人・桑田選手の「体罰不要」論に拍手・・・朝日新聞のインタビュー記事に思う

2013年01月15日 | 日記・エッセイ・コラム

大阪のバスケットボール部の生徒が自殺した問題が連日のように報道されています。この問題で注目させられたのが桑田さんの記事です。

1月12日の「朝日新聞」に桑田さんのインタビュー記事が載っていました。社会面の中心に、顔写真入りの大きな記事でした。

桑田さんは、

「私は中学まで毎日のように練習で殴られていました。」「今でも思い出したくない記憶です」と赤裸々に語っています。

体験を基に「体罰は必要ない」と主張し、さらに踏み込んで「『絶対に仕返しをされない』という上下関係の構図で起きるのが体罰」だと言うのです。「監督が采配ミスをして選手に殴られますか? スポーツで最も恥ずべきひきょうな行為です」と。

「暴力で脅して子どもを思い通りに動かそうとするのは、最も安易な方法」だとも言っています。

これは大変な勇気のいる発言ではないかと思うのです。

「こんなことを言って、今後、野球界で生きていけるのかな?」と心配になってしまいます。

それは、60年ほど生きてきた自分の人生そのものが「大勢に逆らうな」と教えるからです。うまく立ち回ることのできない性分から、何度、苦い薬を飲んだことか…。

今のスポーツ界には「殴って根性を鍛える」というような愚かな傾向がはびこっていると思います。桑田さんの発言は、それらに逆らう発言だと思います。

「アマチュアスポーツにおいて、『服従』で師弟が結びつく時代は終わりました。今回の残念な問題が、日本のスポーツ界が変わる契機になってほしい」・・・、その通りです。しかし、これは大変な問題に違いないと思います。

桑田さん、頑張れ! 生徒の「自殺」(他殺ではないかとすら思われます)を無駄にしてはならない!

【追記】

一連の報道で不思議なのは、当事者の教諭が報道陣の前で、全国民、特に子どもたちに、謝っていないことです。

                    2013年1月15日  正弘 記

    

コメント (1)