怒れる中年

あなたは怒ることを忘れていませんか?  ①なんで借金しなければ勉強できないの! ②働きたいのに預ける保育園が無い、えっ!

小国川漁協組合長の自殺・・・部外者ですが「おかしい!」と思う

2014年02月20日 | ダムの安全・安心を考える

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朝日新聞等で報道されましたが、最上小国川ダム建設反対の中心となってきた小国川漁協の沼沢組合長(77才)が自殺したという。

「関係者によると、10日未明、舟形町の自宅敷地内の小屋で首をつっているのが見つかった。家族に宛てた書き置きがあったという。」(2月12日の朝日新聞デジタル)

     

居たたまれない気持ちから、「最上小国川の清流を守る会」あてにメールを送りました。次の文です。

「昨年10月、全国集会に参加させていただいた者です。一泊二日、有意義な交流でした。

その後、私は、ぼちぼちと寒河江ダムの問題を訴えたり調べたりしてきました。

昨年末の漁業権更新に関する報道に接し、県の強権的なやり方に腹を立てながらも「大丈夫か」と心配しておりました。

そして(漁業権が)更新されてほっとしていたところへ、沼沢組合長の自殺報道でした。

ほんとに驚きと悔しさでいっぱいです。

しらじらしい知事のコメントには呆れてしまいました。

    

でも、そう言ってばかりはいられないでしょう。もう一度がんばり直すほかないのですから、ほんとうに大変だと思います。

みなさんのご健康とご健闘をお祈りするばかりです。

    

仕事に追いまくられていて何もできない私ですが、地元の寒河江ダムの問題を少しずつ取り上げていくことで、みなさんにエールを送りたいと思います。

ともにがんばりましょう。

2014/02/14     masahiro    」

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衝撃でした・・・訪問したら「もう死んだ」と

2014年02月18日 | 日記・エッセイ・コラム

今の日本は、なんてさむざむとした国なんだろう。

心が冷えるような夜です。

   

夜7時ころ、西川町の自動車保険契約者Mさんのお宅を訪問しました。

昼も夜も、何回も電話しても誰も出なかったからです。

雪が積もりシンとした、まだ新しい住宅団地の一角にMさんのお宅はあります。

毎年、契約の更新に伺っているので、お宅の状況も知っていたつもりだったのですが・・・。

Mさんの家も、車も、暗い雪山の中に埋もれていました。

灯りもなく、通路には人の足跡もありませんでした。

「あれっ!」と思いつつも、「元居た横浜にでも行ってるのかな」とも思い、隣の家のチャイムを鳴らしてみました。

玄関の扉を開けた奥さんが言うには、「亡くなったんです」、「最近」・・・

「なんの病気ですか?」との問いには

「死んでたんですよ。」

     ・・・・・・・・

いつの間にか亡くなっていたそうです。

去年の今頃に訪ねた時は、

「女房が死んでしまって、親しい人もいないし、何もすることもないし・・・。」

「横浜時代の友だちが、たまに訪ねてくるだけだよ」

「女房が元気な時にはしょっちゅう来てた女の人たちも、男一人になったら誰も来ないし・・・」

いかにも所在なさそうにしていました。

   ・・・・・・・・

5~6年前、ご夫婦で横浜から引っ越してきた時は、「田舎暮らしはいいねえ」「山菜も豊富だし・・」、「近所の人も良くしてくれるし・・・」と喜んでいたのに。

奥さんの実家が山形だというので、Mさんは東京のほうの人だったが、田舎暮らしに期待して二人で引っ越してきたのに。

お二人の田舎暮らしは、あっという間に終わってしまいました。

Mさん、さようなら。

期待に応えられない田舎暮らしですみません。田舎の人間の一人としてお詫びします。

多分、田舎も崩壊しつつあるのです。都会のように。

・・・・・

でも、このままではだめですよね。

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6万円の修理代の事故に「弁護士立てるぞ」と、相手から

2014年02月02日 | 損害保険・生命保険の窓

今日は自動車事故の示談に関することを一つ書きます。

      

◇ 先週、びっくりすることがありました。

1か月ほど前、妻の車が銀行の駐車場入口で、他の車と軽く接触した事故があったのですが…。

相手の修理代が約6万円、こちらは修理しなくてもいい程度の傷でした。この1カ月、お互いの責任割合で交渉してきました。

相手は「自分の責任は1割、そっちが9割」と主張していました。

こちらは「これは双方に責任があり、50対50程度」と主張してきました。

なかなかまとまらなかったのですが、数日前、相手から「弁護士を立てる可能性あり」と通告してきたのです。

今までは、重傷事故の場合などで弁護士をたてることはあっても、総額で6万程度の事故は話し合いで解決してきましたから、今回の「6万円で弁護士立てる…」という話に驚いたわけです。

       

◇ 示談交渉が大きく変わりつつあるということでは・・・と思います。

この背景にあるのは二つのことではないかと思います。

一つは、自動車保険に「弁護士費用特約(某保険会社の場合、示談交渉で弁護士を使ったら、その費用を300万円まで保険から支払うという特約)」が広がってきたことでしょう。

もうひとつが問題なのです。

昨年から、事故で保険を使うと次の年の保険料が3万円~5万円(!)ほど跳ね上がるようになりました。

ですから、小さい事故ほど「保険を使いたくないから、過失割合を認めない」という傾向が生じているのです。

ここ数カ月、何百万という大きい事故よりも、10万円前後の小さな事故ほどまとまらなくなってきているように感じます。

最近、うちのお客さんの事故でも、弁護士を立てようと思ったことがありました。45万ほどの損害の事故で、こちら側の責任が3割か2割かで1カ月間もめ続け、こちらが相手側に「弁護士をたてて請求する」と通告したのです。

保険を使えば翌年に9万円近くも上がるので、なんとしても保険を使わせたくなかったからです。

   

◇ これは重大な変化の傾向です。

対処するには、まず   

こういう変化に応じて、自分の保険の補償を見直していくことです。

例えば、あなたは弁護士費用を付帯していますか?

また、難しい事故にも対応できるように、保険代理店を選んで契約していますか?

(この変化については、また報告します。)

    

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