怒れる中年

あなたは怒ることを忘れていませんか?  ①なんで借金しなければ勉強できないの! ②働きたいのに預ける保育園が無い、えっ!

東日本大震災と熊本地震の連動(?)、平安時代にも!

2016年05月29日 | 生活のあんしん

あなたは知っていましたか?

熊本地震の3年前、2013年2月28日に発刊された本に、東日本大震災級の貞観地震(貞観11年、西暦869年)に続いて肥後の国(熊本県)でも地震が発生していることが記されています。

その9年後、元慶(がんぎょう)2年(西暦878年)には相模の国、武蔵の国(東京、埼玉、神奈川)を中心とした大地震が発生しているというのです。

さらに、仁和3年(西暦887年)に南海トラフ大地震・津波が発生したと・・・。

1200年も前の出来事とは言え、「昔のことだから関係ない」と切り捨ててはいけない、これが東日本大震災の大きな教訓の一つだったはず。

 

熊本地震の3年も前に警鐘が乱打されていたのに、「想定外」で済まそうとする日本人!?

この本のタイトルは『日本列島 地震の2000年史』。朝日新聞出版。

歴史学者のみなさんが3.11の反省に立って出版した本のようです。

 

多くのみなさんが参照されることを切望します。

時間もないので、今日は簡単な紹介で勘弁して下さい。

 

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5月連休後半、3日は焼肉パ―テイ、4日は美術館の梯子・・・

2016年05月05日 | 日記・エッセイ・コラム

あなたは5月連休、どうでしたか? 私は連休後半、とんぼ返りで東京に行ってきました。

熊本地方のみなさんのことを考えると、申し訳ないような気もしますが、でも、正直言って「楽しかったー」

普段の脳みそが違うものになったかのようでした。

2日まで目いっぱいバタバタ働きましたが、3日の午後から新幹線で東京へ。

東京には、4人の子どもたちとその家族が暮らしています。

 

3日の夜は、何年か前から恒例になっている家族みんなで(今回集まったのは13人中9人)の焼肉パ―テイ。

高校生の孫が、前の日のサッカーの試合で2ゴールをして勝ったというのでそのお祝いをしたり、わーわー、みんなが好きなことをしゃべり、勝手に食べて呑む・・・愉快なテーブルでした。

特に挨拶とかまとまりはないけど、まとまりの無さというまとまり・・・かな。

以前から、わが家はみんな勝手に好きなようにやる。だからか、みんな自分のことは自分で頑張る。

今思えば、ちょっとかわいそうな気もするが、子どもたちの結婚式も「自分でやれ」と援助しなかった。

「うちは大学は入れる。でも親の援助はそこまで。結婚式は自分でやれ」という方針だった。

実際、4人の子どもにそこまでするのが精いっぱいだった。

でも、子どもたちはみんなよく頑張ってる。私たち夫婦の誇りです。

 

息子や娘、その連れ合い、そして元気な孫たち、

連休のスケジュールもあるだろうに、毎年、集まってくれる。

おかげで、おいしいお肉とお酒を腹いっぱい食べた楽しいひと時でした。

 

4日は娘夫婦とハイキングに行く予定でしたが、東京地方強風のために断念。

私は美術館の梯子に行きました。

よかった―!

なにか脳みそが別物になったみたいな痺れるような快感でした。

     

まずはルノアール展、国立新美術館で。

上の絵はルノアールの『田舎のダンス』(左)と『都会のダンス』(右)です。

(日本ではめずらしい絵なのでルノアール展のパンフレットからコピーしました)

オルセーとオランジュリー美術館所蔵のルノアールが展示されていました。

『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』、『ピアノを弾く少女たち』、『草原の坂道』、『田舎のダンス・都会のダンス』などを好きになりました。

これらを見ていると、なにか心が弾む感じなんです。

 

つづいて向かったのは東京国立博物館の『黒田清輝 生誕150年展』です。

時間が遅くなり、3時ころに立ち食い蕎麦のようなものを食べ、急いで上野へ。

感動したのは、順風満帆な画家人生を歩んだと思っていた黒田清輝が執拗な裸体画に対する攻撃と闘い続けていたこと、そしてその作品の迫力。

特に感動したのは黒田33才の作品と言われる『智・感・情』。(下の写真)

これまで余り知られていなかった作品ではないか、しかし、これは黒田の代表作ではないか・・・と思った。

       

※ 博物館で購入した画集から撮ったものです。

 

・・・・・この日、歩いた歩数は15000歩とちょっと、疲れたー、だけど楽しかった!

子どもたちとその家族、みーんなに感謝です。

 

なお、帰ってきてから事務所のメンバーと相談し、ルノアールの『草原の坂道』のコピーを購入することにしました。

ほぼ原寸大のLL版です。ちょうど、事務所のお客様カウンターの正面に2×2.5mくらいの白の壁面が空いています。

事務所を建てて17年、いつか大きな絵を飾りたいと、このために壁をあけてあったんです。

出費も大きいですが、嬉しい。「念願かなった!」という感じです。

事務所のメンバーも「絵が来るのが楽しみ」と言ってくれています。

反対側の壁面、お客様カウンターの背面にはフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』が飾ってあります。

これで気持ちのいい事務所になれば「ばんざーい!」です。

 

 

 

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