怒れる中年

あなたは怒ることを忘れていませんか?  ①なんで借金しなければ勉強できないの! ②働きたいのに預ける保育園が無い、えっ!

福島県民は、なぜ怒らない! 原発再稼働を止められるのはあなた達です

2012年06月25日 | 原発事故から身をまもるために

  ・・・ 二枚舌の政策は野田政権の得意技なのか? ・・・

野田政権は大飯原発再稼働の後も、次々と再稼働を強行する腹のようです。

6月24日の朝日新聞では、「APECエネ相会合文書案」として「原子力利用は重要」と記載されている旨の報道がなされています。

さらに「野田政権は『脱・原発依存』を掲げるが、今回の合意案では、対外的には原発の重要性や可能性を認める矛盾した形になっている」とも記載されています。

これを裏付けるかのように、枝野経産相の22日の閣議後の記者会見での発言も併せて報じられています。

「『国内では、原子力の依存度を最大限引き下げていく方針だが、国際社会全体で依存度を引き下げるべきだという立場はとっていない』と語っていた」。

普通の神経では考えられない「二枚舌」とはこのことです。枝野大臣の得意技でもありますが…。

こんなことでは、来るべき自、民、公の大連立政権下で、国内でも原発はどんどん進められてしまうでしょう。

     

   ・・・ 福島県民のみなさん! ・・・

あなた方が原発再稼働に怒らなくて、いったい誰が怒れるでしょうか?

原発の表と裏、明と暗、功と罪、安全神話に隠された深い闇、これらを知り尽くしている、そして今も苦しみ続けているのは福島のみなさん、あなた方ではないでしょうか。

あなた方が堰を切ったように語りだし、原発再稼働に体を張って反対しなくて、いったい誰が反対できるというのですか?

     

私は何年か前に始めたこのブログの主題を「怒れる中年」としました。

怒るときに怒らなければ人間であり続けられないと思ったからです。

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小さき旗揚げ; リスクコンサル・ネット(準)の呼びかけ

2012年06月16日 | 東日本大震災…山形から

3.11以降、ずうっと考え続け、実際に現地を調べてまわって思いました。

自分たちは身近にある巨大リスクを見逃していたのではなかったか?

とりわけ「リスク・コンサルタント」を自認している保険代理店や保険会社などの関係者は、痛烈に自らの責任として、この大災害、大被害に立ち向かわなければならないのではないか?

福島の原発事故すら収束していないにもかかわらず、野田政権は福井県の大飯原発を再稼働させようとしています。そんな動きが強まっている今だからこそなおのこと、私たち一人ひとりが自分の足元を見つめなおし、できることをしていかなければならないと思うのです。

6月5日の朝日新聞「声」欄に「福島置き去り 大飯再稼働か」と題した福島県の女性の投書が載っていました。

「福島県の人たちは皆本当に我慢強く、静かです。でも心の底に『原発はもう二度と動かさないで』という強い気持ちを持っているのです。」

     

小さき旗揚げとして、「リスクコンサル・ネット(準)」を立ち上げました。全国のみなさんの参加やご協力をお待ちしています。詳しくは添付の「呼びかけ」をご覧ください。

その一部を転載します。

     

「3.11で多くのことが問われています。日本の良いものを活かしつつも、『3.11以降、日本は変わらなければならない!』と痛感します。

それは甚大な被害に対する人類の一員としての痛切な責任と反省を共有するからです。

明らかになった巨大リスクの具体的な事実を直視し、被害を最小限まで少なくするために、多くの人々の努力にまなび、手をつなごうと考えたのです。」

    

「私たちは3.11で教えられました。人間にとって最も大切なのは愛するものの生命だということを。そして、大切なものを守るためにこそ巨大リスクを見過ごしてはならないという事実です。

あの大災害を二度と繰り返さないために、自分たちの足元から巨大リスクを見つめなおしていきましょう。」

「risukonnnettoyobikake.docx」をダウンロード

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白岩義民にまなぶ会ニュース NO.13

2012年06月15日 | 白岩義民

遅くなりましたが、ニュース13号を発行しました。

今回の号は、寛永白岩一揆の中心的百姓層36人が磔刑になった山形市長町の広川原探索の案内です。

5月、地元の方の案内で犠牲者を弔う石碑を訪ねることができました。草むらにひっそりと佇むその姿・・・。ニュースには、その時の写真を掲載しました。

「giminn13.doc」をダウンロード

     

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