怒れる中年

あなたは怒ることを忘れていませんか?  ①なんで借金しなければ勉強できないの! ②働きたいのに預ける保育園が無い、えっ!

熊本大地震・・・ダムは大丈夫なの

2016年04月18日 | 生活のあんしん

被災者の方々のご心痛やご苦労に、心からお悔やみ申し上げます。

今、特に私が心配しているのはダム決壊の危険はないのか、ということです。

地震というと津波が心配されます。それは3.11の痛ましい体験から必然なのですが、3.11の際も福島の藤沼ダム(総貯水容量150万トン)が決壊し7人が死亡、1歳のお子さんが行方不明になっています。

今回のような内陸部中心の地震被害の場合、ダム決壊にそなえることがもっともっと重視されるべきではないのでしょうか?

ところが、NHKや民放各局、新聞各社も、ダムについてはほとんど報道していません。

これはおかしい!

あまりに表面的な報道に走っているのではないか?

3.11以降、ダム決壊の危険を警鐘乱打してきた者の1人として、本当に地震の危険に立ち向かっていくのなら、1人の生命でも守り抜くと決意するなら、内陸部地震の最大の危険がダムにあることを直視すべきではないのか? もしダムが決壊すれば何千人、何万人が危機に瀕するのだから、と思うのです。

私の住んでいる山形県寒河江市周辺では、総貯水容量1億900万トンの寒河江ダムが私たちの頭の上にあります。出羽3山の一つ月山の中腹に造られた巨大ダムです。

もし万が一、今回のような直下型地震に襲われれば寒河江ダムが決壊しないのか!

もし決壊したら10万人前後が危機に見舞われるのではないか!

マスコミ各社にもの申したい、もっともっと現状の危険性を調査し、そのうえで熊本地震についても深みのある報道をしてもらいたい!!

まず熊本県内のダムを調べ、現状や危険性を報道し、県民にダムの危険に備えるよう呼び掛けるべきではないのか?

万が一の被害が起きてから報道することも大切ですが、それ以上に大切なのは予防、防災をしつこくしつこく訴えていくことだと思うのです。

コメント

“急性骨髄性白血病”の恐ろしさ・・・12月19日入院、回復していたはずが3月20日朝、急逝!!

2016年04月13日 | 生活のあんしん

いとこの紀ちゃんが白血病で死んだ。突然に。

入院したのも突然だった。

12月18日にかかりつけの医院で血液検査。

驚いたことに、その医者が、19日の朝、紀ちゃんの自宅まで迎えに来たそうだ。

県立中央病院に即入院。

身寄りの居ない紀ちゃんに、母方のいとこのKさんと父方のいとこの私が付き添った。

県立中央病院の医者に言われた。

「骨髄の白血球がほぼ全部ガン化している、重さが3キロにもなる」と。

「一日遅かったら危なかった」と。

 

それから3カ月間、3~4日間の仮退院を間に挟みつつ入院治療を続けた。

「なかなか白血球が増えない」ということだったが、3月に入ったころには「ようやく白血球が増えてきた」と紀ちゃんも喜んでいた。

それが突然、3月20日の朝、病院から電話がはいった。

「今朝から意識不明になった、至急、来てください」

「昨夜からお腹がおかしい、痛いと言うので、抗生物質を2回投与したんだけど」

・・・・・・

急いで病院に行ったときには亡くなっていた。

1日か2日前に電話で明るく話していた彼女があっという間もなく、消えてしまった!

 

           

ばたばたと葬儀をやった。

身寄りがいない彼女のために「喪主」などと言う者にもなった。

 

あれから間もなく1カ月、

肩や首のあたりに襲ってくるのはそうそうとした寒気と、ガンに対する怖さ。

この写真は入院一ヶ月後の仮退院の日、彼女の了解を受けて背中の写真を撮った。

何回も写真を見ていると思うのは、病気の不安と、治療費などのお金の不安、そしてガン患者の孤独が彼女の背中から湧きだしているのでは・・・ということ。

いつも元気に振舞っていた彼女が、どんな想いで旅立ったのか?

(つづく)

 

 

コメント