「大病したんだ」・・・「えーっ！」 Oさん（４９才男）が前立腺系の癌に

６月４日の日曜日、毎年のことですが、自動車保険の更新手続きなどでOさんを訪ねました。

「そろそろサクランボで忙しくなるねー」などと話していたら、突然、Oさんが「大病したんだ」と言い出しました。

「えっ　なんの病気？」

「ガンなんだ」

「どこ？」

「前立腺ところの珍しいガンらしい」

「えーっ！」

・・・・・・

言葉もありませんでした。

「治療は・・・？」「苦しくないの・・・？」

など、重苦しい話になってしまいました。

彼には奥さんも子供さんもいません。

年老いたお父さん、お母さんとの３人で、サクランボなどの農業をやっていました。

今、農業だけで暮らすのはそんなに楽な生活ではないでしょう。そこへ大黒柱Oさんのガン宣告です。

・・・

ここ数年、自動車保険の更新契約のたびにガンやガン保険の話をしていました。

でも、ガン保険には入りませんでした。

 

「Oさんも大変だけど、お父さんお母さんもなんぼかショックだろうねえ・・・」

ガン予防のための免疫力アップのこと、ガンになってしまったときのためのガン保険ことなど、何度も話してはいたものの自分の力不足にがっくりです。

なんにもできていない自分が情けない。

この日も患者さんの話を親身になって聞けなかった、ついしゃべってしまった、自分の上滑りに反省しきり。

人生は難しい・・・。

がん予防に挑戦①・・・自分流の４つの課題

 

ここ１０年ほど、がん患者やご家族の方たちと交流したり、自分なりにがんについての本を読んだりしてきて、がんは予防が第一と確信するようになりました。

免疫力アップが中心だと思います。まずは、その具体化というか実行を自分から。

 

1］はじめは醗酵食品など「食」について取り組みました。今はキムチと納豆の合わせ技に凝ってます。

「冷たいビールは身体を冷やすので悪い」と知り、最近はわざとビールを冷蔵庫に入れず、２５０ｃｃの缶を常温でちびりちびりとお酒のように飲んでます。

 

２］次に朝の散歩や体温アップのための軽い筋肉トレなど。

軽い運動をすることで少し筋肉をつけ、体温を36.5度まで上げようとしています。

今までは朝起きてと寝る前の二度、コップ一杯の水を飲んでましたが、最近は白湯（さゆ）を飲んでます。

これまで体温のことなど気にしてませんでしたが、35度台は免疫力の活性化にマイナスだそうです。

 

３］今、力を入れているのは、第３の課題、眠ること。

布団で寝るのは夜中の４時ころから７時までの３時間だけでしたが、最近、これがいかに悪いかを考えるようになりました。

どうしても、ニュースを作るとか、たまった仕事を片付けるとなると、これまでは真夜中に働いていました。

「俺は丈夫なんだ」と自慢にすら思ってました。

 

４］第４の課題として考え始めているのが「脳」のこと。前向き思考、喜怒哀楽、音楽や絵、脳の遊び、家族や友人との談笑、

社会や他の人の役に立っているという充実感・・・など。

脳の活性化が健康のためにいかに大切か。

・・・・・・・

順次、これらを赤裸々に話していきたい。そして、少しでも多くの人に健康オタクになってもらいたい。

なお、私が考える「健康」とは、物質的な体の健康だけでなく、精神も、そして自分だけでなく社会的にも、ということです。

平和をめざすのはもちろんです。

平和失くして健康は保てません。

戦争に巻き込まれて健康を守れますか？

あなたは、シリアの難民に「健康の大切さ」を説得できますか！