怒れる中年

あなたは怒ることを忘れていませんか?  ①なんで借金しなければ勉強できないの! ②働きたいのに預ける保育園が無い、えっ!

小沢一郎は、なぜ袋叩きにされるのか? ・・・余談

2012年10月22日 | 国際・政治

[1] 最近の政界は、その動向にあきれはててしまいます。
新聞、テレビで、民主党がどうした、自民党がどうした・・・と報道されていると、見るのが嫌になります。テレビのニュース番組は、以前は好きでしたが、今はチャンネルを変えてしまいます。
気持ちが悪くなってしまうからです。
なぜかなあ…と思ったら、やはり、あまりに私たちの生活がおざなりにされていると感じるから。
あまりに与党や野党が、自分たちの権力争いに固執していると感じるからです。
違いますか?
    
税金で高給を払っているのに、首相とその内閣は、また国会議員は、国民のために汗をかいていますか?
     
NO! NO!
     
[2] 最近、あきれ果てた出来事の一つは、10月19日の「3党首会談決裂」というニュースです。
野田首相は何としても権力を手放したくないと。自民党や公明党は、何が何でも解散だと。
国民のための政治はどこへ行ったのでしょうか?
私たちが、こんなに生活や仕事にあえいでいるというのに。
    
私は民主党も自民党も、もう見限っていますから、呆れはしますが、驚きません。
驚いたのは新聞、テレビのマスコミ報道です。
「党首会談決裂 首相の責任感が見えぬ」(10月20日付、朝日社説のタイトル)、「3党首会談決裂、解散時期『新提案』は幻」(同日、山形新聞3面トップ見出し)、・・・いずれも、批判的には書いていますが、このヤクザまがいの権力抗争そのものを批判していないのです。
なぜ、国会と政府与党が、私たちの生活を忘れ、権力抗争に明け暮れていることを断じないのか、私には不思議でなりません。
   
これとの対比で、印象的なのは、今年7月、小沢一郎が新党結成した時の報道です。
「小沢氏の造反 大義なき権力闘争だ」、「時の政権の足を引っ張る権力闘争ばかりが目についた。」(2012年6月23日朝日新聞社説)。
「(小沢一郎の)政治家としての歩みを振り返ると、政党“破壊”と新党の歴史だ。民主党を分裂させ新党を結成すれば4度目の新党となる」(2012年7月3日付、山形新聞)。
小沢一郎の時は「権力闘争に明け暮れて」と大合唱で避難しつつ、本当の権力闘争を目の前にしては口をつぐむ…これは何なんでしょうか!

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秋の空 やーい

2012年10月19日 | 日記・エッセイ・コラム

見て下さい、この秋の空。

ただの秋の空なのに、ショックを受けるようなその色、その深さ、そのすがすがしさ・・・。

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雪との闘いなど、大変なことも多いけど、でも俺は田舎の人間だなあ。

生きててよかった・・・と思う。

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農家のみなさんのおかげで、今年もおいしいお米が食べられそう

2012年10月09日 | 日記・エッセイ・コラム

山の田んぼでも、お米の収穫時期。

これは、私の住んでいる山形県寒河江市の山の田んぼです。

ありがたいことに、今年も、こうしてお米が「熟成」されています。

20121001

なぜ「熟成」って言うの?
これは私の勝手な表現です。
刈り取られた稲が、こうして杭に掛けられ、山の秋の日射しと風と雨、そして朝晩の冷え冷えとした空気にさらされておいしくなっていくように思うのです。
   
普通は、刈り取ったら、稲は乾燥機にかけて乾燥させます。

自然乾燥などと、まどっろこしいことはやっていられないのでしょう。
素人の私が思うには、そんなに急に乾燥させられたら、お米に細かなヒビが入ってしまうのではないでしょうか? それでは、お米の粘りがなくなってしまうのでは?
   
何年か前から、わが家では、山の田んぼで、このようにしてお米をつくっているAさんにお米を頼んでいます。
ありがたいことに、Aさんは毎年、お米を分けてくれます。

何も農作業を手伝っていないので、後ろめたい気もありますが、今年もAさんの好意に甘えることにしました。おかげさまで、東京の子どもや孫たちも喜んで食べることができます。
みんな、お米が大好きです。

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村上春樹さんの勇気に感動! 応援します

2012年10月01日 | 世の中これでいいの?

 2012年9月28日付けの朝日新聞に、村上春樹さんが「魂の行き来する道筋」と題した一文を寄せていました。

 「領土問題が『感情』に踏み込むと、危険な状況が出現する」
 「それは安酒に似ている。静かな姿勢を示すことが大事」・・・と。
   
 今日のような徐々に熱を帯びたような雰囲気の中で「安酒に似ている…」と書くことは大変な勇気のいることです。
 テレビが徐々に言わなくなり、はっきりとものを言う学者や評論家などを避け始めている今日、流れに迎合するような評論家や学者、タレント(?)が跋扈しています。
    
 実際、身の危険を考えずには書けなかったでしょう。
 凄いことです。
 私はほんとに小さな力しかありませんが、自分も本当に思ったことを書いたり行動していこうと思いました。大切なことは何かを教えていただき、村上さんに感謝します。
    
 追記:これまで村上さんの本は一冊も読んだことがありませんでしたが、これから読ませていただきます。
   
20120928

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