怒れる中年

あなたは怒ることを忘れていませんか?  ①なんで借金しなければ勉強できないの! ②働きたいのに預ける保育園が無い、えっ!

正月の新聞・テレビ・・・ちょっとおかしいよ

2014年01月07日 | 社会・経済

ちょっと一言。

正月の新聞、テレビを見ていて不思議に思ったのです。

「なんか変だなあ」

「あーそうだ。3.11や原発、復興のことがほとんど取り上げられていないんだ」

と気づいたのは正月4日ころになって。

   

新聞は朝日新聞と山形新聞しか見ていませんが、3.11関連の記事はほとんどありませんでした。

テレビも、NHKが4日か5日に福島県双葉町(?)が原発とどうかかわってきたかの特集を報道していました(これは見ごたえがあった)が、その程度。他局にいたっては、お笑いかスポーツ、ドラマ、がほとんど。

2014年を見すえて、3.11の教訓にまなぼうとする番組と記事はあまりに少なかったのでは・・・?

私が見落としているのかもしれませんが、でも「ひどい!」。

被災者の人たちはどんな思いで正月を過ごしたでしょうか。ますます孤立感を深めたのではと気になります。

   

朝日新聞に印象に残ったひとつの記事がありました。ひとつだけ、

   

「私は詠む 子と夫の 生きた証しを」(朝日、2014年1月1日)と題して、残された被災者の短歌と生活が紹介されていました。

岩手県大槌町の小畑幸子さん(79才)です。

     

「これからは つたなきペンも 夫(つま)と息子(こ)の 生きた証しを 残すためにと」

    

「天国の 子や夫にとどけよと たまには大声 あげて泣きたく」

    

「悔しくて 悲しく涙 止まらずに 一周忌の団子 一人煮上げる」

    

「今日よりは 明日はきっと 良くなると 信じて生きねば 道は開けず」

・・・・・ 以下、割愛します。

朝日新聞1月1日号をご覧ください。

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