★ 西尾幹二氏、月刊誌『正論』5月号(4月1日発売)の論文寄稿のお知らせ
「ウクライナでつまずいたオバマはアジアでもつまずく」2014.3.21
3月14日に安倍首相は正式に河野談話の見直しはしないと表明した。
その少し前に菅官房長官が談話の成立過程を政府内研究会をつくって検証すると言った。
ワシントンのサキ報道官はこれを承けて首相の決定を「前進」と評価し、今後とも歴史問題を解決するよう日本政府を促していくと語った。
すると菅官房長官は日を置かずに、談話の「検証」はするが、その結果いかんに拘わらず「見直し」はしないと重ねて強調した。
日本ではみんな穏和しくしているが、これは大変な決定である。
日本の名誉はこれで永久に救われないことになる。
外地で慰安婦像の撤去のための地味な運動をしている日本人愛国者たちに、安倍さんは会わせる顔がないだろう。
オバマ訪日を前にしてこの動きがきまっていくプロセスのかたわら、ウクライナ問題が進展し、クリミアのロシア支配が決まった。
慰安婦、南京、侵略概念という日本を苦しめる歴史のテーマと、ウクライナでアメリカが有効な手を打てず無力をさらし、中国が西太平洋を狙って不気味な沈黙を守っている情勢とはぜんぶつながっている。
私は『正論』5月号(4月1日発売)に「無能なオバマは日中韓でもつまづく」という論文を出した。
これは表紙に出る文字で、目次は少し違って、「ウクライナで躓いたオバマはアジアでも躓く」である。本当は後者が私の立てた題である。
長過ぎて表紙に用いるのに具合が悪いので前者の題にしたと編集長が言った。
もう一つのより大きなテーマをこの論文にからめている。その話を少しさせて欲しい。
フランクリン・ルーズベルト大統領の対日開戦の責任と中国を共産国家にしてしまったアメリカの戦後処理の失敗責任について、アメリカでも研究や議論が進展している。
気鋭の歴史家・渡辺惣樹氏の『アメリカはいかにして日本を追い詰めたか』(2013、草思社)は新しいアメリカの歴史の見方を紹介している重要な著作である。
日米開戦の責任をめぐる戦勝国の今の認識と敗戦国の当時の認識が接近してきたのである。
敗戦国の見ていた歴史の真相を戦勝国も70年経って認めざるを得なくなってきたのである。(以上、西尾幹二氏のブログより)
★ ドイツのドレスデン大空襲、東京大空襲、広島・長崎原爆投下の批判も出てきている。
戦勝国アメリカも認めざるを得なくなってきたとは? 当然、認めなければならないだろう。
★ このブログにUPした対談のyoutube
伊藤貫氏と水島総氏の対談「アメリカと世界はどうなる」
http://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/400e589726c25ac4a3d0e0269d6fd19e
伊藤貫氏と西部邁氏の対談 「アメリカの自滅と日本の自殺」
http://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/d6a4dfe9a8c5bf121a1be57841cbf399
盛者必衰、そこで日本はどうなるのか、というよりも
「どいうするのか」でしょうか。
国内で敵はいる、ブルータスは正が邪か、
しかしブルータスが栄えたためしはありません。
日本は移民政策を退け、日本という国家を護らねば
ならない、ひしひしと思います。
韓国の朴大統領は体調不良で会談に参加できるのか
ニュースで知りました。
この先、どういう結果になるのか、心配でもあります。
そしてテレビのCМも、アメリカナイズで、例え変な
風潮でも「今はこんなものだ」というのが気になって
いました。
オバマはイスラムの影響もあり、ややこしい存在とか。
アメリカでもなぜこのような態度をとるのか、という中で
いろんな噂がある人のようです。
アメリカが戦争でやってきたことの批判がささやかれ、
それが目に見えない力となってアメリカの衰えと共に
批判が広まってきているようです。
オバマはやる気がなく、また中国に対して戦う気が
あるなら夫人やこどもを北京に派遣しないでしょう。
これは「史記」の世界では人質なのですが、
オバマにはそれがない、中国に対する「信頼」とでも
思っているのでしょう。そしてそれが「サービス精神」とでも?
ノーベル平和賞は無駄でした。
日米韓のハーグでもアメリカの面子を韓が潰す。
アメリカの現在の優位性は、武器だけである。
核を凌ぐ武器を持っているようだから兵器だけは、頂点に君臨している。
国民・マスメディアも従順にそれに従っている稀有な敗戦国出る。
これほど上手く行けば、どこに対しても同様のやり方で成功すると思うあろうところが民度が全く違う。
ユダヤが考案した共産主義は、他国ではさんざんな結果に終わっている。
日本人は、元来懐が広いのか、アメリカを受け入れながらも上手くすり抜けてきたが、アメリカ自身も限界を見せ始めている。経済・軍事は、世界トップであるけども、スーパーでは、なくなった。
そこに今後の日本の活路が見いだせる。
歴史問題にしろ総括される時期がくる。
G7にしてもロシアが抜ければどこが代わりに入る?
G7の中に三国同盟の日本・ドイツの2国は、健在だ。イタリアが入れば、昔の覇権国家の再生だ。
これで歴史を再確認しない手は無い。