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イスラエルとヒズボラが大規模衝突/李首相、ロシア寄り決定?/「文革」の恐怖、中国ドラマ「三体」がネットフリックスで

2024年08月26日 | 政治

イスラエル軍とヒズボラが大規模衝突 ガザ停戦協議への影響懸念

毎日新聞

イスラエル軍とレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは25日、戦闘機やロケット弾で互いを攻撃した。パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスと連帯するヒズボラは、昨年10月以降、イスラエルと散発的に衝突してきたが、今回はその中でも最大規模。中東情勢やガザ停戦協議への影響が懸念される。
全文は・・・イスラエル軍とヒズボラが大規模衝突 ガザ停戦協議への影響懸念 (msn.com)

中国、ロシア重視鮮明に=侵攻2年半、経済面で支える

【北京時事】中国の李強首相は20~23日、ウクライナ侵攻を続けるロシアと、ロシアの同盟国ベラルーシを歴訪した。2022年2月の侵攻開始から2年半となる中、米欧の制裁を尻目に、対ロ経済支援を継続する意向を表明。対米共闘の観点から中ロ連携を重視する姿勢を改めて鮮明にした。

 「中ロ関係は国際情勢の影響を受けない。自身の合法的権益を堅持し、両国の正常な関係発展や経済活動を妨げるいかなる企てにも反対する」。21日にモスクワで会談した李氏とミシュスチン首相は、共同コミュニケでこううたい、両国間の貿易拡大や電子商取引(EC)の推進、米ドル以外の現地通貨決済比率を高水準に保つことなどで合意した。

バイデン米政権は昨年12月、ロシアの軍需産業を支援した第三国の金融機関を米国の金融システムから締め出す強力な対ロ制裁を発動。これを受け、中ロ間ではデジタル資産や暗号資産(仮想通貨)の活用、物々交換の検討が伝えられ、米国の監視をかいくぐる動きが水面下で続く。

 7月の中国による対ロ輸入は前年同月比で約5%増と、3カ月ぶりに増加に転じた。コミュニケには「決済インフラの強化」も盛り込まれており、今後、さらなる代替決済ルートの構築が進むとみられる。

 中国はウクライナ危機の仲介役を自任し、表向きは「中立姿勢」を強調している。しかし、習近平国家主席は侵攻後もプーチン大統領と会談を重ねる一方、ウクライナのゼレンスキー大統領とは一度も会っていない。今年6月にスイスでウクライナ主導の和平案を協議するため開かれた「平和サミット」も、中国はロシアに配慮し欠席した。

 李氏が歴訪を終えた23日、中国の「ライバル」インドのモディ首相はウクライナを訪問し、ゼレンスキー氏と抱擁を交わした。中国と同様、ロシアと友好関係を保つインドだが、ウクライナの立場にも理解を示すことで、バランス外交を国際社会にアピールした。
  中国、ロシア重視鮮明に=侵攻2年半、経済面で支える (msn.com)

ブログ主・・・中国はアメリカ・西欧の対中国への動きを見てのことだろう。
心配なのは米国がいつ転んで中国と結ぶか、という時が来たら・・・日本は米中共通の的になることもありうる、西欧の国々やインドは米中のそのような近寄りを予想して、米国とは近づきすぎないように警戒しているということだ。しかし日本政府は岸田・バイデン会談の内容のように自衛隊の指揮権まで米に預け、米軍の傭兵となるような展開だ。過激な中国叩きは日々口汚くののしるX(旧ツイッター)などで我勝ちに書かれていて大変心配だ。「中国との対応は緩やかに」すべきである、と思う。
米に「はい、ごもっとも」でなく、日本は日本の立場で「調停国」となるように努力すべきだ。米国の番犬のエマニュエル駐日大使が日本を睥睨するかのように動いているのも気になる。コメ不足に「アメリカンライス」を入れることも、そのひとつだろう。

そのコメ不足だが、これは減反に次ぐ減反政策をすすめた自民党の大きなミスである。
ウクライナ戦争から以降、世界的に穀物不足が続いており、海外の食料高騰は桁はずれになってきている。そんな時に日本はコメの減反をすすめるのは絶対に良くない。
中国では指導者がいつ国内で寝首をかかれるか、これも不安定ときいている。
ロシアではウクライナの侵攻にプーチンはだんまりを決め込んでいる。

これもロシア国内での動きが気になる。
多分、賢い李強は西欧での取引を考え、ロシアには全面的に協力することはないと考える。中国に対してはヒステリックではなく、理性的に対応すべきだ。

中国が戦争に踏み切れないもうひとつの理由
農村の荒廃で食糧難続く、そして食糧は外国から輸入一存(妙佛氏)
 
中国の食糧難は続いている。とうもろこしは米国やウクライナに輸入依存している。

しかし習近平が台湾を取ってくると言っているが、中国は兵糧攻めにあうので「食料安定法」を作ったが、その農村部では都市部に出稼ぎに行く人が多く、農村に戻ろうとしても生家が荒廃していて住めない状態。この状況で食料を輸入しなければならない。
中国共産党は何も打つ手がない。

迫りくる危機に人類が立ち向かう、SF超大作「三体」 迫りくる危機に人類が立ち向かう、SF超大作「三体」

 習近平政権でよく言われる「三体」とは何か?
これは中国ドラマで5分間「文革」が描かれていた。このことについて妙佛氏は次のように話している。
「三体」の文革シーンがNGになる理由!中共・近平・闘争について長尺で
このドラマに5分ほど「文革」の場面がある。「三体」で検索すれば問題の場面を見ることができる。
 舞台は文革の時、物理学者がアインシュタインの研究をしていてそれを紅衛兵に糾弾されている。
その学者の娘は心配して見守っているが、父親の学者は殺害されてしまう。
ネットフリックスで放映している。娘は紅衛兵に父親を殺害されたのに絶望し、宇宙人に期待をする、というストーリー。
中国共産党の手先はネットフリックスに版権を売った、中国を侮辱している、という理由で作者を糾弾している。文革時代では密告など多数あった。後に中国共産党は「文革は間違いだった」とするが、習近平の時代になって「文革は必ずしも誤りではなかった」と変えていく。文革の時代を知っている人は今も大変恐れている。その「大衆先導」は法も何も通用しない。(走り書き)

 文革時代の恐怖を知っている世代の人たちは、これが「法」も何もあったものではない殺人的な時代であったことを今も恐れている。習近平はこれを持ち出すのか・・・一発触発が中国共産党内部でも、習近平に対して存在していることが推測されている。
国内の問題は山積している。

『三体』予告編 - Netflix(映像はネットフリックス用です) 
 


ブログのティールーム

本日はウクライナ(当時ソ連領)のオデーサ生まれで20世紀半ばに活躍した巨匠ダヴィッド・オイストラッフによるドヴュッシー「月の光」をお聴きください。

David Oistrakh, Debussy - Clair de lune


京都の二条城、(ウクライナカラー)

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